わかればなし

2008年2月26日 日常
なんだかんだと、気がつけば2月18日ですか。毎年のことながら、月日のたつのが早く感じる。誰が言ったか忘れてしまったが、人間は歳を重ねるにつれて

 1日は長い。されど1年は短い

と感じそうだ。この言葉が、なんとなく分かるような昨今。話は変わって、あと半月もすれば3月になる。3月は卒業シーズンという事で、平たく言うと「お別れの季節」であるとも言える。物事には始まりがあり、必ず終わりがある。お別れがあるという事は、その前には必ず出会いがあるという事。これは紛れもない事実である。逆を言えば、出会った瞬間から、その人とのお別れが待っているという事であり、

 会うは別れのはじめ

という常套文句の登場となる。もう随分前に同僚が退社する時の挨拶で、中々、印象的なことを言ったのを今でも覚えている。

 次は、今よりよいコンディションでお会いしましょう

もちろん体調云々の話だけではなく総合的に「よいコンディションで」という事。「別れ」と簡単に書いてしまうと「今生の別れ、二度と会えません」的なイメージが支配的だが、「別れ」は同時に「再会」の機会も発生する。「その時は、今より、よいコンディションで」というのは、とてもよい言葉だと思う。自分も色々な人と出会い別れて来たが、同僚と同じく、再び会う時には別れたと時以上によい状態で会ってみたいと節に思っている。目を瞑って考えてみれば、現在進行形で出会っている人、または諸般の事情でお別れせざる得ないかった人は、当然、数多いる。「再会」の機会を行使するには、同時に現在の関係が良好であるという事が前提となる。となれば、今まで会った人を大事する必要があるし、その向こう側として、これから会う人とも大事にしようと思う。やはり、ケンカしたまま別れたりするのは、後味の悪いものだから、結果的に自分が不幸になるという事を忘れてはならない。

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