前田日明

2007年1月24日 日常
今や、インターネットで知り合った人というのは、ほとんど野球系の人ばかりだが、そもそもインターネットの入り口というのは、格闘技系であった。中でも、全日本プロレスと今や(団体としては)消滅してしまったリングス。リングスといえば、前田日明。今日は、前田日明の誕生日である。

プロレスというのは、どこか胡散臭いところがあるが、実は、そこがプロレスの良いところ。プロレスラーの強い、弱いというのは、勝った負けただけではすまされない。そのレスラーがいかに観客をひきつるオーラがもっとも重要なファクターである。しかし、前田日明というレスラーは、プロレスも強かったし、オーラも強かった。なかなか、こんなレスラーは出てこないだろうと思う。

wikiで前田日明で検索したところ、外部リンクに「リングス」の文字が。中を見ると前田日明のブログだけが掲載されている。余り更新の頻度は、ないようだが、これから、ちょくちょく覗いてみようと思う

http://rings.co.jp/blog/

カノッサの屈辱

2007年1月23日 日常
〜 関東圏在住の方に耳より情報 〜

▼ サンスポより

フジテレビ系で放送された伝説の深夜番組「カノッサの屈辱」が、2月5日に「カノッサの屈辱2007 バブルへGO!!SP」(深夜1・08)として一夜限りの復活を果たす。昨年11月に亡くなった俳優の仲谷昇さん(享年77)が教授に扮し、流行や社会現象を歴史の史実になぞらえて解説する番組で、平成2年から1年放送され人気を博した。

今回は俳優の伊武雅刀(57)が新教授となり、携帯電話の変遷に迫る。伊武が1990年当時の大蔵官僚役で出演した映画「バブルへGO!!タイムマシンはドラム式」(2月10日公開)には、肩からバッテリーを下げるタイプをはじめ、数々の携帯電話が登場している。

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これは見なければならないですな。平成2年に放映していたということは、今から17年も前になるのか。前に書いたが、当時のCXの深夜はいい番組が多かった。

 ・カノッサの屈辱
 ・テレビブックメーカー
 ・カルトQ
 ・征服王
 ・たほいや

この当たりは、もう一度見てみたい

謝罪セレモニー

2007年1月22日 日常
世間は納豆と不二家で大盛り上がりだが、やはり口に入れるもので、不祥事が出ると、その企業に対する嫌悪感は爆発。不二家の場合は、今の所、実害がないにも関わらず、日本の多くの人が、怒りまくっているというのは、やっぱり日本人というのは、食にこだわりを持っている民族であると思う。

それにしても、なんという名前か忘れたが、不二家の社長が出てきて、一通り陳情を述べたあと、他のエライ人と一緒に頭を下げる姿は

 いづこも同じ秋の夕暮れ

という感じかな。過去も山一證券、三菱自動車、雪印、森永乳業と色々とあったが、例外なくこのパターン。謝罪というより単にセレモニーとすら感じる。また、三菱自動車の時だったと思うが、外国人の社長(就任直後で不祥事には関係ない)が、このセレモニーに付き合わされて不器用に頭を下げた姿に「誠意がない」という論調が一部にあったが、話が無理にあるだろうに。

不祥事の始末の付け方というか、謝罪の仕方は難しい。自分以外にも同じように「飽きた」という人も多いのではないかと思う。では、他の方法は?といえば、さりとていいアイデアがない。不二家の肩を持つ訳ではないが、昨今のマスメディアは、一旦、つまづいた企業に対して、キャンペーンの如く一定期間、ネガティブな記事を書きまくる傾向がある。となると、結果としては、企業側が仮に心底申し訳なかったと思い、上記のセレモニーをしたとしても、見ている人には全く伝わってこないという事が結論になるのではないだろうか。

今日の備忘

2007年1月21日 日常
なんだったか忘れたが、どこかのWebサイトで見た話。

 ノックの回数

ドアのある部屋に入る時は『コン、コン』と2回ドアをたたく。緊急を要する時には2回など言わず容赦なく強く叩くのだが、何もない時は、1セットが2回が普通。ところが、2回しか叩かないのは日本人だけだそうだ。海外の映画などを見るとホテルマンであっても容赦なく叩いているのがシーンはよくある。

で、考えてみたのだが、日本人の場合、2回の時は何てことない状態で、2回以上ノックの回数を叩くのは急な知らせを相手にしらせるっというマナーなのではないだろうか。

いずれにしても、日本固有の文化のような気がする。

今日の備忘

2007年1月20日 日常
◆不思議な熟語

月極(つきぎめ)

日本全国そうなのか分からないが、この『月極』のあとは、『駐車場』がつく。『月極家賃』とは余り言わな。しかも『極』の訓読みは『きわめる』だし、なんだか謎の多い熟語である。
いまだに、何故、呼ばれたか分からない新年会(?)に参加。参加者は17名で

・慶應義塾大学応援指導部の皆様10名
・早稲田大学応援部の方1名
・議員秘書1名
・スタジアムのコーラ売り子2名
・スタジアムのポップコーンの売り子1名
・サラリーマン2名

という、デタラメなメンバー構成。慶應の応援指導部の人がやたら多かったので、色々と話す。慶應大学なので、もちろん話題は「ラーメン二郎」まず、新入部員が指導部に入り、6月くらいになると、突然、先輩から「ラーメン食いに行こう」と誘われる。で、三田の正門の隣にある「ラーメン二郎・三田本店」に連れてかれ、有無を言わさず「大ダブル」を注文することが決まっているそうだ。二郎本店の大ダブルは空前絶後の量。しかし最初に「二度と行きたくない」と思っても、2回目に「ひょっとしてうまいのではない?」と思い、3回目には「うまい」と確信して、めでたくジロリアンになるそうだ。ちなみに、この会には吹奏楽@指導部の女の子も来ていたのだが、女の子も二郎に行くとか。また、目黒二郎は、指導部のOBが経営しているそうだ。そしてもう1つの話題。昨今、都市対抗の応援といえば、慶應大学。ハッキリとは覚えていないが、5〜6つの企業から依頼を受けてたそうで、やたら日産トークで盛り上がり、帰り道は、リーダー責任者と肩を組んで「GO!GO!日産」と「世界の恋人」を歌って帰る。

*ひとくちメモ
 去年の都市対抗の決勝戦は、TDK対日産だったのだが、
 両チームの応援ともに慶應大学応援指導部。またTDKの「突撃」は
 秋田バージョンとのこと(何が違うのかよく分からない)
 

帰りの方向が同じだった、スタジアムのコーラの売り子2人(女の子)に「何故、売り子のバイトになったか?」という事を聞いてみた。コーラとは言え、あれだけコーラを抱えていれば、当然重いし、スタジアムは他の球場に比べて傾斜がキツイから、大変なバイトだという事は経験者でなくてもよく分かる。しかし彼女たちは

 スポーツを見るのが好きで、それでタダで球場に入って
 さらにお金までもらえるなんて嬉しいし楽しい。

と言っていた。思えば、応援指導部だって体育会系だし思いっきりTraditionalな部活動であるから、平成の時代からしてみれば、特殊な部類になるかもしれないと思う。ところが、彼らは、本当に楽しそうに話していたし、売り子の2人の女の子達にしても、売り子というバイトが楽しそうだという事が伝わってきた。彼らの年齢は19歳〜23歳くらいだと思うので、自分とは10歳以上の差がある若者だが、最近、ヘタレな若者ばかりだと思っていたが、彼らは「好きなことをやっているんだぞ」という意気込みがよく伝わり、なんたが、話していて、とても気持ちがよかった。何かに打ち込んでいる人というのは年齢など関係ないという事がよく分かった。

それにしても、知らなかったのだが、体育会系の人の幹部(?)の人は、みんな名刺を持っているんだね。よもや大学生と名刺交換をするとは思っていなかった。

なせば成る

2007年1月18日 日常
横浜ベイスターズの新スローガンが発表されたが、ベイスターズらしく

 なんとかなる
 〜 かもしれない 〜

くらいにしておけばよかったのではないかな? BE A HERO ってば向こう5年は使うのかと思っていたのだが、違うのですな。該当者も0だし無理だという事が分かったのか。

By the way…

その昔、

 戦うも亡国、戦わざるも亡国。しかしながら、
 戦わずして滅びるは日本人の魂まで滅びる真の亡国なり

と言った人がいます。去年のベイスターズは「戦わず亡国」になった感が満載。「そりゃ、違う」という人もいるかも知れないが、最下位以外に何が残ったというのか。私は強く、そう思う。せめて負けても「魂、あるじゃねーか」と思わせるように。勝った負けたは、その次に考えましょう。
今朝のニッカンより気になったニュースをいくつかピックアップ。

【早大・斎藤ハンカチ封印】
これが1面というのも、よっぽどネタがないのだろうな。記事によれば『1年だから目立たないように』との斎藤投手のコメント。

記事にはないが、斎藤投手のハンカチに関しては、やはり野球規則上で問題があり、今後は各連盟で周知徹底するらしく、以後、出てくる投手はなくなるとのこと。となると斎藤投手は、どうなる?

【ガス木村、来週結論へ】
すっかり忘れていたのだが、まだ交渉中だったのね。なんで、まだ結論が出ないのだろう。木村側の返答待ちにしたって時間かかりすぎではないか?イヤならすっかり断っているだろうから、何らかで、引っかかって入団に至らないのか?それかガスの大野に吹きこまれているか。大野に吹きこまれているのなら結構、笑えるな。

【タイガーマスク】
先週からだと思うが、佐山聡のインタビューが連載されているが、これがおもしろい。今日は虎ハンター小林邦明の話だったのだが、タイガーのメキシコ遠征時代にずっと一緒にサーキットしていたとのことで仲良しだったようだ。会社の同僚が、子供の頃、後楽園ホールに新日を見に行き出待ちしていたところ、タイガーと小林が談笑して駐車場から出てきたところに遭遇したそうで『子供心にショックだった』と言っていたが、背景はこういう事か。

すみません

2007年1月16日 日常
例えば、道を聞こうと道行く人に尋ねる時、あるいはお店で、探しているものがなく店員に声をけかる時、だいたいの人は

すみません

と声をかける。メジャーな『すみません』の意味は、謝罪の言葉。では、なぜ、人に声を掛ける時に謝らなければならないのか。実は明確な答えがある。この場合の『すみません』は『急に声をかけてすみません』とか『お忙しいところ、すみません』という意味だそうた。

『すみません』で、もう1つ。満員電車などで隣の人の足を踏んだ場合、良識のある人は『すみません』と謝まる。ところが踏まれた方も『すみません』といケースがある。一見、おかしな話だが、実はマナーとしては正しい。この場合の『すみません』は『ぼっーとしていて、足を踏ませてしまってすみません』という意味だそうだ。

『すみません』は多くの場面で使われるという事を実感すると同時に日本語というのはどこまでも奥ゆかしいと思う。

本を読もう

2007年1月15日 日常
来る3月3日に『蒼き狼』の映画が公開される。ハルキ文庫の映画であるから、いかがな内容になるかとは思うが、これは無理しても見に行く予定。『蒼き狼』と 言えば、やはり井上靖。読んだの高校時代で約20年近く前になる。それでも、今でも、がっちりストーリーが記憶に残っているのは、作品自体インパクトもさることながら、やはり若かったからに他ならない。今も通勤で本は読んでいるが、その時はよくても消えて行く一方。余り身になっているようには思えない。多分、一番、本を読んでいたのは高校〜20歳くらいまで。その時期には吉川英治や池波正太郎といった大衆文学系がすきで、

 ・三国志
 ・水滸伝
 ・真田太平記

といった長編戦史ものをよく読んだ。三国志は登場人物が多すぎて20歳まで3回ほど読んだりした。また、長編ではないが、日露戦争のバルチック艦隊の話である

 ・海の史劇

などは面白かった。他にも前出の井上靖は非常に読みやすく『蒼き狼』の他も『敦煌』『あすなろ日記』なども読んだし、やはり、はっきりストーリーは覚えている。最近の若者は本を読むのだろうか。今や地球の裏側の情報でも、インターネットで画像や動画でビジュアルがストレートに飛び込んでくるが、本は本で自分の中のイメージを映し出す力が必要となる。人と会って話したり、他人様のBLOGなどを読んでいる、本が好きな人か、そうでないかというのは、話題や考え方を聞けば、よく分かる。

本を読もう。特に若い人は本を読もう。大人になったら、本は読めても、自分の心に残らないことが多い。だから、もっと本を読もう。
4.事業等のリスク

(5) 野球興行
今年は、春に野球の国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」で日本が優勝し、その中継は高視聴率を獲得するなど、野球の潜在的な人気は改めて見直された年でしたが、横浜ベイスターズは成績の不振もあって収益の向上には至りませんでした。今後も横浜ベイスターズは観客動員数、放送権料収入、グッズ販売等の動向によりその収益が変動し、当グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

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上記は、東京放送(TBS)社の有価証券報告書(半期)から「事業等のリスク」を抜粋。TBSは18年4月1日〜18年9月30日の上半期において、どうやら増益だったらしく、他のセグメント(部門)は軒並み好調で、ベイスターズだけ名実ともに落ちこぼれだったようだ。だいたいテレビ局の通年の当期純利益(税引後利益)は100億〜150億程度。横浜ベイスターズは、非公開会社であるから、単体の財務諸表は公表されていないが、恐らく10億〜20億程度の赤字であると予想される。荒い計算では、TBSはプロ野球球団を抱えていることによって、およそ1割は本業の利益を喰っているという事になる。

よく「TBSになってから、チームが悪くなっている」というい意見があちらこちらであるが、TBSの会社規模からいって、今のベイスターズへの投下資本は、適正だと考えられる。むしろマルハのままであったら、もっと悲惨なシナリオだったかも知れない。また本業の利益を2割、3割と喰うような結果になれば、上記のくだりのように本業を揺るがす事態になりかねない。じゃあ「売っちまえよ」という話になるのだが、今日、日本の企業において、毎年、10億〜20億のカネを捨てても何ともないという会社は、そうそうない。あるとすれば誰でも知っている日本を代表するような会社になると思うが、それなら、企業は広告媒体であるプロ野球球団を所有する意味合いがない。経営というのは、投下される資本については回収が前提になっている。結果、ファンと球団所有企業の温度差として現れることは間違いないであろう。どちらも正しいとはいえないし、どちらも間違っているとはいえない。カネを出している企業があり、カネを出して参加するファンがいる。そのいずれかが、片方を二元論で片付けるのは恐ろしく乱暴な話。

個人であれ、企業であれプロスポーツを持つことがStatusという文化は残念ながら日本にはない。従ってプロ野球が特定の企業が所有することにおいては、残念ながら、上記の話は構造上、やむを得ない。しかしながら、それでいて外資のプロ野球所有は禁じられている。そろそろ柔軟に対応する時期に来ているのではなかろうかと感じる。

近未来予想図

2007年1月13日 日常
昨年、色々と話題に事欠かなかった消費者金融業界。法改正が決定となり、大きな変更点として、年収の1/3までの融資上限、グレーゾーンの撤廃(貸し出し金利の引き下げ)と、簡単にいえば、今まで借りられていた人が、借りられなくなるという事に着地することとなった。

世間では、高金利で、ひたすら「やいのやいの」というが、実際に消費者金融でお金を借りている人など、金利など関係ない。貸してくれるところが一番なのである。今度の法改正では、融資額の上限、金利引下げであるから、貸し出す方は当然、審査が厳しくなる。実質的には、消費者金融はカード会社と肩をならべることとなりそうだ。日本という国に消費者金融という実質的に業態は消滅する。これで「わ〜い」と喜んでいる人は、余り、消費者金融とは関係ない人ではないかと思う。実際のところ、今まではカード会社で金を借りられなかった人が、消費者金融に借りくるのが王道のルートであるから、カード会社の受け皿である消費者金融がなくなるという事は、当然、路頭に迷う人も出てくるだろうと予想する。そこまで知っていてやっているのかどうか知らないが、とにかく法改正は決定した事。

冗談で「消費者金融でお金を借りられなかった人はどうなるのか?」という話になると「強盗か自殺するんじゃねーか?」とよく話す。まんざら冗談では済まされない時代になるかもしれない。
先日、オールナイトニッポン・パーソナリティヒット集(だったと思う)というCDをレンタルしてきてiPodにぶち込む。で、気にしていなかったのだが、

ハイスクール・ララバイ
唄:イモ欽トリオ

が入っていた。当時(25年くらい前だと思う)は全く気にしていなかったのだが、この歌詞の内容が

・片思い
・ラブレターを読まれずに破らる
・バスで痴漢に間違われ平手打ち

と、まったくいいことなし。しかも今、聞くとかなり安っぽいメロディーライン。なんで、売れたのかよく分からない。多分、欽ちゃんの威光だけだろうな。だったらCHA-CHAももっと売れてもよかったろと思ってみる。
友人の日記のタイトルを拝借しています。すみません。

2〜3日前、とある友人とメッセンジャーでの会話で出てきた話だが、なんでも最近、2chにmixiのプロフィールをコピペする輩がいるらしい。真意まったく意味が分からないが、プロフィールを貼り付けていちゃもんを付けているという、おバカな事くらいではないかと想像する。この手の話は、前からちょくちょく書いてきたのだが、匿名性を利用してやりたい放題書くというのは、ほどほど卑しい人間がやるとしか思えないし、書くのは論外だが、それを見て、尻馬に乗る輩も同じくらい脳味噌にシワがない。

これは最後は個人の資質の問題であり、2chがどうこうというより、恥という事を知らない愚かな人間が蛮行。毎度、言っているが、本当に文句があるなら、そいつの胸ぐら掴んで文句を言え。それをだまし討ち、闇討ち以下の手段で、ぐちゃぐちゃ書くというのは、そういう奴ら対して怒るのすら勿体無い。そして、そんな輩は「だまし討ち」「闇討ち」が卑怯であり、恥であるという事すら知らないかわいそうで貧相な奴らである。

 この元凶はどこにあるのか?
 どうして、そうなったのか?

という事を考えてみる。かつてNiftyの世界で、Nifty上で知り合った人に対して

 どこにお住まいですか?
 どんな仕事ですか?
 おいくつですか?

という事を聞くのさえご法度だった時代があった。もちろん、程度問題であり、直接、その人を知っているとか、会ったことがあるとか、様々な状況によって、変わる話だが、基本的にはNG(今でもそう思う)それを普通に皆で守ってきて、当たり前だったことであるが、インターネット利用者の増加に伴って、今や何でもありのアホみたいにモラルが下がっている。今や、やろうと思えば、インターネットなど携帯電話で網羅できてしまい、受け取りも配信も簡単に出来る。もちろん、それらの「便利」を全て否定するつもりはないが、その中には、まったくのウソっぱちな情報がごろごろ転がっているにも関わらず、悲しいかな、ネット上の書かれているという理由なだけで、それらの真意を確かめずに、色々な人に電波するきらいがある。ゆかりちゃんの日記には「人に直接会って、話すことは大事」あった。逆説で言えば「疎か濃度」が強すぎて、人と話すことの重要性を蹴っ飛ばしているのではないだろうか。

昨今、人間同士で普通に話せる人が減っているような気がしてならない。会話というのは、相手の口から出てくる「ことば」のほか、表情であってり、雰囲気であったりを読み取らないと成立しない。ところがログだけの世界では、そんな面倒なことは存在しない。然るに、普通に話せない(疎かにしている人)はゴミ情報を真に受けて勝手に思い込む傾向すらあるから、無駄にある事ない事が電波していく。ちょっと考えるば分かる話だと思うのだが、そうでもないのだろうか。もしかしたら、そのちょっとすらを考える事すらできない世の中になっているのだろうか。上のようなバカな連中がアホみたいに増えれば亡国必至と悲観的になってしまう。

面白い話がある。田舎に行くと、無人野菜売りがよくある。誰も見ていないのだから、勝手に野菜だけ持って行ってもよさそうなものだが、買う人はほとんどお金を入れて行くという。これは、買う人の良心に訴えかけ、自分が試されているからという。これらの話と野菜の話、まったく同じだと思うが。それとも、この先、無人野菜売りなんて、この世からなくなってしまうのか?

変貌あれこれ

2007年1月10日 日常
「故郷の空」
作詞:大和田建樹
スコットランド民謡 
(明治21年5月明治唱歌)

 ♪夕空晴れて 秋風吹き
  月影落ちて 鈴虫鳴く
  思えば遠し 故郷の空
  ああ わが父母 いかにおわす

http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/kokyounosora.html

そこそこの大人で、この詩だけ見て、普通に唄える人ってのは、余りいないのではないかな。むしろ

「誰かさんと誰かさん」
作詞:なかにし礼
スコットランド民謡

 ♪誰かさんと誰かさんが麦畑
  チュッチュッしているいいじゃないか
  僕には恋人ないけれど
  いつかは誰かさんと麦畑

http://www.fukuchan.ac/music/j-sengo2/darekasan.html

という方が唄える大人が多いと勝手に予想してみる。なんで「故郷の空」のような叙情的な歌詞が、不純異性行為的な歌詞になったかというと、そもそも原曲はComin Thro’ The Rye(ライ麦畑で出逢ったら)というもで、歌詞の内容は「ライ麦畑で男女がやりとりを通してさまを大らかに描いたもの」だそうqだ。従って後発の「誰かさんと誰かさん」こそ原曲に近い歌詞という事になる。つまり

 ライ麦畑で出会ったら(原曲) → 故郷の空(唱歌)
 → 誰かさんと誰かさん(ドリフ)

という時系列。意外と奥が深い。似た話では、

 ♪たん たん たぬきの○○○○は
  風もないのに ぶーらぶら
  それを見ていた 親だぬき
  おなかをかかえて わっはっは
  (注:地方によって歌詞が相違する)

という歌があるが、この原曲は「まもなくかなた」聖歌687番(新聖歌475番)。何故、こんなになったのか予想すら出来ない。そういえば、ビックカメラの店内でも使われているな。

工藤さん

2007年1月9日 日常
門倉の人的補償が工藤さんですか。制度とは言え、すごい世の中になりましたな。東京ガスの木村君がどうこう言われているけど、元は吉見や那須野がマトモだったらこんなチョイスはなかったでしょうな。工藤さんが投げている姿は1986年の日本シリーズで、中学のテレビで見たのが初めてだと思う。その時の投手が未だに現役というのは驚くが、今年、横浜に入団するってものスゴイ話。なんたってFMハマスタの高橋雅裕氏の先輩。また十分に考えられるのが

 いやー、石井君(36歳)がよく打ってくれました。

なんて、ヒーローインタビューが普通にあるかも知れない。それにしてもここ20年考えただけで、マトモな左の先発といえば野村くらいだったから、もしかして1年たったら、野村の次にマトモな左の先発投手という事にもなりかねん。

横浜といえば「パ・リーグの元エース(または準拠クラス)の投手が集まるの法則」だが思いついただけでも下記の通り

・森山(元・西武)
・木田勇(元・日ハム)
・阿波野(元・近鉄)
・小宮山(元・ロッテ)
・松浦(元・日ハム)
・村田(元・近鉄)
・若田部(元・ダイエー)

これに工藤さんが入るのだから、文句なしだろう。工藤さんが入るのだから、この法則から行ってレッドソックスに行った松坂も将来、横浜に入団するのはもはや決定的だろう。という事で、中村武志さん以来、久しぶりに「さん」付けにしなければならない選手が入団するので、ちょっと嬉しい。

成人の日

2007年1月8日 日常
成人の日で休日だった訳だが、成人の日というと、どうも15日の感覚が抜け切れない。昨日は7日の晩からDVDを見ていて、寝たのが朝の6時で、起きたのが7日の夕方17時。ほとんど1日すっ飛ばした感じだ。

成人式の話だが昔の20歳より今の20歳の方が幼い、子供だとよく言われる。具体例として、いしだあゆみが『ブルーライトヨコハマ』を歌った時が20歳だそうだ。そう言われちゃあ、子供と言われも仕方ないよな。歴史上だと小早川秀秋が関ヶ原で石田光成を裏切ったのも19歳かそこいらではなかったかな?

また、14年前に成人式を迎えた自分からみた20歳前後の若者の印象としては、幼いとかそういった印象より、面白い奴がいなくなったというのが一番。なんかオリジナリティがないというか、どっかで誰かが言った事を焼き直しているだけ感が一杯。また『バカだなぁ』と言われる勇気もないのか、やたらマトモ(っぽい)な事を言いたがるか、中身がないケースがほとんど。もっと色々な可能性のため、失敗し続けていいのではないかな?と思う。

そういえば、今年は成人式で暴れる輩はいなかったのか?
年末からこの3連休にかけて「硫黄島からの手紙」を観に行こうと考えていたのだが、前々から硫黄島関連の本も読んだし、だいたいの話も知っているので、ここに来てトーンダウン。とは言え、時間もあるので、レンタル屋で岡本喜八監督の

 日本の一番ながい日(1967年)

をレンタル。数多、戦争映画はあるが、おそらく戦闘シーンが出てこない映画は、これくらいではないかと思う。1945年8月14日〜15日までの話でポツダム宣言の受諾から昭和天皇の玉音放送がラジオで流れるドキュメンタリ映画。

戦争映画というとい「二度と繰り返していけない」的なメッセージがこめられてものが多い。もちろん、本作品も同様なメッセージはあるが、それより、まさに終戦という時に国を動かしている人達のメンタリティを主に追いかけたもので、切り口・題材として面白い。特に阿南陸軍大臣役の三船敏郎は最高。

岡本喜八監督といえば、私の大好きな邦画「大誘拐」の監督であるが、実は「大誘拐」の最後のシーンにも「戦争」のキーワードがかくされている。岡本作品にはモチーフとしてかがられる。
ここ年が明けて、今日まで気になったニュースを3つほど(時系列バラバラ)

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◆ 藤田伸二 騎乗停止
騎手 藤田伸二は平成18年12月21日(木)午前1時30分頃、滋賀県栗東市内の飲食店において、同飲食店の従業員に対し暴力行為に及んだ。これは日本中央競馬会競馬施行規程第126条第20号に該当する。よって平成18年12月22日から平成19年3月21日まで騎乗を停止する。

◆ オリックス前川ひき逃げ
大阪府警南署は7日、無免許運転でひき逃げ事故を起こしたとして、プロ野球のオリックス・バファローズ投手、前川勝彦(本名・克彦)容疑者(28)(大阪市阿倍野区)を業務上過失傷害と道交法違反の両容疑で逮捕した。前川容疑者は2002年12月にスピード違反などで運転免許の取り消し処分を受けており、「選手生命が終わると思って逃げた」と供述している。調べでは、前川容疑者は6日午後2時ごろ、大阪市中央区心斎橋筋の御堂筋交差点で乗用車を運転中、自転車で横断していた歯科衛生士の女性(28)と接触。首などに約1週間のけがをさせながら、そのまま逃げた疑い。現場近くに居合わせた府警機動隊員が、逃走する前川容疑者の車のナンバーを目撃していた。前川容疑者は「スポーツジムからの帰りだった」と供述している。

◆ 低迷大相撲の“救世悪魔”「デーモン」初場所に再降臨
7日初日を迎える大相撲初場所のNHK中継で、中日(14日)に芸能界きっての好角家、デーモン小暮閣下が、再びゲスト解説者として登場する。悪魔メーク(本人は素顔と主張)と国技の異色コラボはすっかり定着しそうだ。「彼はああいうアバンギャルドな外見とは裏腹に、古き良き日本文化の造詣も深い。“相撲小僧”でしたからね。昨日今日の知識じゃない。そこいらの専門家より、よっぽど深いですよ」こう語るのは、閣下と並んで相撲に詳しい漫画家のやくみつる氏(47)。実は桐蔭学園高校→早稲田大学を通じて閣下の先輩にあたるだけに、彼の“相撲オタク度”を、だれよりもよく知っている。「我が輩は、相撲ファン歴300年」と豪語してはばからない閣下は、昨年の初解説で「紅白に出るよりうれしい」と歓喜していた。実際、相撲好きは小学生時代にさかのぼる筋金入りで、高校の時は当時の蔵前国技館近くにある古本屋で、相撲文献を読みあさっていたという。

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期せずして、不祥事が2つ出てしまったが、栗東の飲食店で暴行といえばトレセンのお膝元なだけに藤田も我慢がきかなかったかなぁ。原因はどこにも書かれていないが、騎乗停止期間を考えても、だいたいの事件の予想は付く。で、もう1つの不祥事。前川には情状酌量の余地がない。無免許+ひき逃げというば、翼君+岬君クラスの強力な合わせ技。知らなかったのだが道路交通法の改正で、飲酒運転の罰則強化とともに無免許、ひき逃げも強化になったようだ。点数は無免許25点、ひき逃げ23点のあわせて46点。免許停止に換算して約8回、免許取り消しに換算して3回分。また2002年に失効しているという事は、常習性の可能性もあり、最悪のケースは懲役も。いずれにしても商売が商売なだけに解雇は逃れられないのではないだろうかな。藤田にしても前川にしても、人気商売なだけに、もう少し考えられなかったかと思う。

話は変わってデーモン閣下。去年の初場所で、両国に降臨し、昔の力士の話から土俵拡大議論や外国人力士問題と、もてる相撲知識を幅広く披露。なんでも12時から18時までぶっ通しで話続けたらしい。また、相撲好きの友人のblogによると、

「世を忍ぶ少年期にお絵描き教室に通っていて、そこで若浪がうっちゃりを打つ姿を描いた」

とコメントしたとか。そんな子供は中々いないよなぁ。多分、10年前のNHKだったら、考えられない話だろうが、丸くなったというか、中身を見る世の中になったというか面白い話。それにしても神事に悪魔が手を貸すというのも、すごい世の中になったものだ。
12月30日に集まる同級生の中に高校の教師がいる。いじめ問題が毎日のように報道されている中、現職の教員に、この件を聞いてみる事とする。まず、そもそも「いじめ」の定義とは何か?とたずねたところ、

 肉体的または継続的に苦痛を与え続けること

を言うそうだ。逆を言えば、上記に該当しないものは「いじめ」とは言わないらしい。かなりぼやけたガイドラインであるから、現場の先生方は、その時々で対処しなければならないというのが本当の所だろう。ただ現行犯であれば、そうでもないだろうが、誰が加害者で誰が被害者であるかという特定も難しいと言う。報道で「いじめを放置していた教員は懲戒処分にする」とか「いじめた者は出席停止」とか「見てみぬふりをしたものは加害者」などといわれているが、現実問題としては不可能と感じずにいられない。

昨今の報道の主は「いじめ自殺」となるのだが、そもそも「いじめなんてなくならないのではないか」という話になった。むしろ「いじめられても死ぬという発想が浮かばない、足腰の強い子供に教育するべき」という展開になった。というのも、例えば、学校という世界に完全にいじめがなくなってパラダイスになったとする。そのパラダイスで育った子供は、やがて社会に出るのだが、社会というのは、ありとあらゆるところに、いじめが存在する。成績の上がらない営業マンは、上司にどやされ、また、理不尽だとわかっていても、顧客に頭を下げ続けるのが現代社会の縮図。そんなところに、パラダイスからやってきた人が、いきなり上司がどやされたと思ったら、ビルから飛び降りました。みたいな話が、あちらこちらで出てくるのではないか。本当にそれでいいのだろうか。いじめがいいとは言わないが、社会に出るまでに切り抜ける手立てというのを自分で考えるのも大事なことではないかと思う。

強者の論理とか、子供がいないから好き勝手言えるのだ、という反論されるのはわかっているが、現実的に、いじめが防ぎようがないものと仮定した場合、排除するのではなく、被害者が耐えるとか、反撃するというのも1つ方法として提示するべきだと思う。着地点は「死ぬのは、何を差し置いてもイカン」という事。また反撃して一気に形勢逆転みたいな簡単な構図であるから「今にみておれ」的なことを教え込むというのは、一番早い手段ではなかろうか。

もう1つの話題。昨今の学校の先生は、生徒に手を挙げてはイカンという決まりがある。そうした場合において、生徒が殴りかかってきたら、一方的に殴られ続けられなければならないのだろうか?という事。友人曰く、一発殴らせて後は、何とかすると言っていたが、本当にそんなことが出来るのだろうか。そう考えると、最近の学校の先生は本当に大変だと思う。

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