日本のプロスポーツの構図
2006年12月15日 日常どうやら「存続の危機」が危ぶまれた、帯広のばんえい競馬だが、ソフトバンクが手を差し伸べて、ほぼ存続することになったようだ。知らなかったのだが、ばんえい競馬というのは日本固有(北海道固有)のもので、今回、帯広のばんえい競馬がなくなるという事は、競技自体がこの世から消えるという事になる。ばんえい競馬というのは、北海道遺産にも指定されている文化であるから、その文化が消滅する危機さえあったという事だ。存続の危機になった理由は、お約束の赤字体質。北海道の支庁財政は夕張をはじめ、痛手を被っている所が多い。そんな中、文化だ、文化と言ったところで、背に腹は変えられないというのが、本音と言ったところだろう。競馬に興味がない人にとって、また「ばんえい競馬なんて知らない」という人にとっては「とっととつぶしてしまえ」という論法が成り立つ訳だし正しいと言えば正しい。
「赤字垂れ流し」体質というのはプロ野球にしても然り。一部の球団を除いては、ほとんどが赤字経営だし、それでもここまでやってこられたのは、法人税法の恩恵があるから。ただ、今後はこの論法が、これからもまかり通るかといえば、来年、再来年なら平気かもしれないが、10年後、20年後の話になった時、通用するか?といえば、自信をもって「大丈夫!」といえないような気がする。現に近鉄がハングアップしたのは記憶に新しい。
そもそも、今回のばんえい競馬にしたって、バタバタ潰れている地方競馬にしたって、競馬という利権であり、必ず儲かるという前提の上に成り立ってきたのだが、地方自治体の財政に影響を及ぼす、つまりは赤字により前提が崩壊したので潰すという事であり、これをプロ野球に置き換えるのであれば、法人税法の恩恵を受けるのと、やめてしまうのでは「やめてしまう方が得だ」と球団を保有している親会社の大株主が言い始めたら、簡単に崩壊する仕掛けになっている。
このあたりの話は、今、プロ野球を回している、球団であったり、機構であったりの人達がちゃんと考えなきゃいけない時期であり、このままいくと「ヤバイぜ」と真剣に思わないとイカンのではないか。仮に12球団中、1〜2球団が、まだまだやるぞ!と言ったところで、残りの球団がハングアップしてしまったらプロ野球としての興行が成立たなくなる。だったら、同じ船に乗っているのだから「みんなで魅力があり、価値のあるプロ野球にしようよ」というコンセンサスが無ければならない。今まではともかくとしても、誰かがこの先の大きな絵図(コンセプト)を書く必要が絶対にあるのではなかろうか。記憶の限りだが、Jリーグ発足当時、川淵キャプテン(当時はチェアマン?)が「Jリーグ100年計画」的な事を言っていた記憶がある。当時は皆して「何が100年だよ」と揶揄されていたが、今となっては、とても正しいようにも思える。
中にどっぷり浸かっているプロ野球ファンは、10年、20年後にプロ野球自体が、無くなってしまうという事など夢にも思わないだろうが、20年前から今までと、これから20年先の20年では時代も価値観もまるで違う。今まで大丈夫だったのだから、これからも大丈夫である事などない。今回のばんえい競馬と同じように「存亡の危機」みたいな話になった時、野球に興味がない人に「とっとと潰してしまえ」と言われ、悔しい思いをしないようにしてもらいたいものだ。
「赤字垂れ流し」体質というのはプロ野球にしても然り。一部の球団を除いては、ほとんどが赤字経営だし、それでもここまでやってこられたのは、法人税法の恩恵があるから。ただ、今後はこの論法が、これからもまかり通るかといえば、来年、再来年なら平気かもしれないが、10年後、20年後の話になった時、通用するか?といえば、自信をもって「大丈夫!」といえないような気がする。現に近鉄がハングアップしたのは記憶に新しい。
そもそも、今回のばんえい競馬にしたって、バタバタ潰れている地方競馬にしたって、競馬という利権であり、必ず儲かるという前提の上に成り立ってきたのだが、地方自治体の財政に影響を及ぼす、つまりは赤字により前提が崩壊したので潰すという事であり、これをプロ野球に置き換えるのであれば、法人税法の恩恵を受けるのと、やめてしまうのでは「やめてしまう方が得だ」と球団を保有している親会社の大株主が言い始めたら、簡単に崩壊する仕掛けになっている。
このあたりの話は、今、プロ野球を回している、球団であったり、機構であったりの人達がちゃんと考えなきゃいけない時期であり、このままいくと「ヤバイぜ」と真剣に思わないとイカンのではないか。仮に12球団中、1〜2球団が、まだまだやるぞ!と言ったところで、残りの球団がハングアップしてしまったらプロ野球としての興行が成立たなくなる。だったら、同じ船に乗っているのだから「みんなで魅力があり、価値のあるプロ野球にしようよ」というコンセンサスが無ければならない。今まではともかくとしても、誰かがこの先の大きな絵図(コンセプト)を書く必要が絶対にあるのではなかろうか。記憶の限りだが、Jリーグ発足当時、川淵キャプテン(当時はチェアマン?)が「Jリーグ100年計画」的な事を言っていた記憶がある。当時は皆して「何が100年だよ」と揶揄されていたが、今となっては、とても正しいようにも思える。
中にどっぷり浸かっているプロ野球ファンは、10年、20年後にプロ野球自体が、無くなってしまうという事など夢にも思わないだろうが、20年前から今までと、これから20年先の20年では時代も価値観もまるで違う。今まで大丈夫だったのだから、これからも大丈夫である事などない。今回のばんえい競馬と同じように「存亡の危機」みたいな話になった時、野球に興味がない人に「とっとと潰してしまえ」と言われ、悔しい思いをしないようにしてもらいたいものだ。
12月14日という日は、決して忘れることのできない日である。11年前、2回目の専門学校を卒業して、8ヶ月の就職浪人を経て、ようやく入社したのが今の会社の前身、それから11年。過ぎてしまえばあっという間だが、やっぱり11年
という時間の長さを思わずにはいられない。
これまで転職経験はないにも関わらず、2回も買収に合う。しかし、入社してから、財務部から経理部に異動が1回だけという奇妙にサラリーマン人生。これから先、今までの10年では考えられないような事態が起こると思われるが、何にせよ、よい経験が出来たと思う。自分は経理だが、簿記や会計学の教科書に載っているそのままが現実に起こることを体験できたのだから、経理マンとしては、運がいいと思う。そして幾たびのRestructuringが起こっても、今もこうして会社に残っているというのも運がいい。もちろん、いつまで続くことか分からないが。
考えてみれば、学歴もない自分を拾ってくれた、当時の部長には感謝しなければならない。この先、どうなるかは誰にもわからないが、なんとなく上手くやって行けそうな気はする。もちろん気がするだけだけど。
という時間の長さを思わずにはいられない。
これまで転職経験はないにも関わらず、2回も買収に合う。しかし、入社してから、財務部から経理部に異動が1回だけという奇妙にサラリーマン人生。これから先、今までの10年では考えられないような事態が起こると思われるが、何にせよ、よい経験が出来たと思う。自分は経理だが、簿記や会計学の教科書に載っているそのままが現実に起こることを体験できたのだから、経理マンとしては、運がいいと思う。そして幾たびのRestructuringが起こっても、今もこうして会社に残っているというのも運がいい。もちろん、いつまで続くことか分からないが。
考えてみれば、学歴もない自分を拾ってくれた、当時の部長には感謝しなければならない。この先、どうなるかは誰にもわからないが、なんとなく上手くやって行けそうな気はする。もちろん気がするだけだけど。
友人の日記で「みのもんたは昔、プロ野球ニュースの司会やっていたよね〜」の話になって、ふと、思いついたのだが、例えば、横浜なら横浜で大昔の試合の映像をいくつか流して、高橋雅裕氏あたりに「うだうだしゃべって2時間」なんて番組もあっていいのではないかと思う。むしろ今まで、プロ野球関連の番組という観点からはなかったジャンルではないだろうか。我々にとっては、田代富雄という人が、当時の大洋にとってどれだけ偉大な選手であったか、また遠藤一彦が、どんなに素晴らしい投手であったか、ポンセという外国人選手は確かに二冠王になったという事は十分理解しているが、当時をまったく知らない、あるいは生まれてすらいない今のベイスターズファンに紹介するというのも悪くないと思う。さらに昔からのファンにとっても「あった、あった」的にノスタルジィな思いにもなるのだから、かなりいい企画ではないか。昔の映像は、今から考えれば、すっとんだファッション(やたら太いネクタイとか)で出てくるだけで大笑いできるのも多いし、球団もせっかくオールドユニフォームなんて売り出しているのだから、やるなら徹底的に「昔はよかったよね」モードにしてもいいのではないかな。
また、フジテレビの地上波のプロ野球ニュースのオフの企画は結構面白かった記憶がある。例えば、
・クイズまとめてホームラン!
・12球団クイズトーナメント
とやたら大洋選手がオフに活躍していたし、
・わがふるさと
なんて、かなりいい企画だった。今、これと同じ事をやれといっても、金もかかるだろうしブッキングも大変だろうから、昔の映像の版権を少しずつ買い、そこそこ皆で楽しめれば、それはそれでいいのではないかな。
問題は、どこの局でやるかという事になるのだが、やはりCSになると思う。この日記を見られて、かつ、いるかどうか分からない構成作家の方、テレビ番組をプロデュースされる方、どうか企画会議で、提案してみてください。
ちなみに、もう一度みたい映像は、
・若菜の空タッチ(審判は平光さん)
・遠藤がクロマティを三振にとってからのパフォーマンス
・石橋貢の3打席連続ホームラン
・対巨人戦18連敗で、ベンチで泣く高木豊
・市川のハーフスイング・コレクション
・ポンセの雨中のパフォーマンス・コレクション
・斉藤明夫の2段モーション
・バークベックの完封試合
・90年8月4日中日戦
と思いついただけでこんな感じ。
また、フジテレビの地上波のプロ野球ニュースのオフの企画は結構面白かった記憶がある。例えば、
・クイズまとめてホームラン!
・12球団クイズトーナメント
とやたら大洋選手がオフに活躍していたし、
・わがふるさと
なんて、かなりいい企画だった。今、これと同じ事をやれといっても、金もかかるだろうしブッキングも大変だろうから、昔の映像の版権を少しずつ買い、そこそこ皆で楽しめれば、それはそれでいいのではないかな。
問題は、どこの局でやるかという事になるのだが、やはりCSになると思う。この日記を見られて、かつ、いるかどうか分からない構成作家の方、テレビ番組をプロデュースされる方、どうか企画会議で、提案してみてください。
ちなみに、もう一度みたい映像は、
・若菜の空タッチ(審判は平光さん)
・遠藤がクロマティを三振にとってからのパフォーマンス
・石橋貢の3打席連続ホームラン
・対巨人戦18連敗で、ベンチで泣く高木豊
・市川のハーフスイング・コレクション
・ポンセの雨中のパフォーマンス・コレクション
・斉藤明夫の2段モーション
・バークベックの完封試合
・90年8月4日中日戦
と思いついただけでこんな感じ。
朝一で会議。お題はリスク系のシステムについて。当社(当グループ)は多国籍企業で、システムはインド人が関わっている人が多い。
で、自分の英語力は『どんとこい!』という訳ではないのだが、agendaもあるし、何を議題にしているかくらいは理解できる。ところが、今回は電話会議だったのだが、電話の向こう側でしゃべりまくるインド人の言っていることは、さっぱり分からない。インド人の話す英語の特徴として、とにかくセンテンスが長くて、巻き舌。しかも早口。もちろん訛もあるから、1つでも単語を聞きのがすと終わり。会議終了後、他の参加者に聞くと似たような状態だったらしい。
んー、NOVAなんて目じゃないな。しかし英語の会議はふつうの会議の5倍は疲れるな。
で、自分の英語力は『どんとこい!』という訳ではないのだが、agendaもあるし、何を議題にしているかくらいは理解できる。ところが、今回は電話会議だったのだが、電話の向こう側でしゃべりまくるインド人の言っていることは、さっぱり分からない。インド人の話す英語の特徴として、とにかくセンテンスが長くて、巻き舌。しかも早口。もちろん訛もあるから、1つでも単語を聞きのがすと終わり。会議終了後、他の参加者に聞くと似たような状態だったらしい。
んー、NOVAなんて目じゃないな。しかし英語の会議はふつうの会議の5倍は疲れるな。
ベイスターズコミュニティ
2006年12月11日 日常ミクシィのベイスターズコミュニティの話。かなりひどい。確かにトレード、FAが立て続けであったし、ましてや2件の相手が巨人だからというのもあるのだが、ただの殴り合い状態と言った感じ。もうちょっと面白いこと書けないかな。
ちょっと前のここの日記で「トレードは仕方ない、FAは制度」と書いたが、だからと言って何も言うなという話ではない。言うのも全然、アリだと思う。それがプロ野球という産業を動かすガソリンであることは間違いないのだから。しかし、だからといって、球団や選手に対して罵詈雑言を並べ立てるというのは、いくらWeb(ミクシィなど)の内だからといっても、ちょっとおかしいだろうというくらいヘタレな書き方だと思う。
棲み分けというか、仕訳して順序立てて考えるべきではないだろうか。例えば、門倉の件にしたって、最初からFAで移籍するのは決まっていたとか、色々と書かれているが、経緯としては球団と門倉のディールの折り合いがつかないで、FAというシナリオなのだから、良いとか悪いという話でもない。なんだか二元論にした方が話しがすすめやすいのか、どっちかが悪者に仕立てるケースが多いように思える。また両者とも悪いというみたいな書き込みもあるが、じゃあ、何がしたいのかといえば、文句言いたいだけにしか見えないな。良いとか悪いという判断で計れる話ではないと思うのだが。そもそもプレイに関係ないところの話なんだし。
また、最近の書き込みでは、巨人ファンという人が「横浜のフロントがおかしいから意見してください」的なトピックスが立ったが、これもよく分からない。何もわざわざ人の家に上がりこんでくる必要もないだろうと思う。
ちょっと前のここの日記で「トレードは仕方ない、FAは制度」と書いたが、だからと言って何も言うなという話ではない。言うのも全然、アリだと思う。それがプロ野球という産業を動かすガソリンであることは間違いないのだから。しかし、だからといって、球団や選手に対して罵詈雑言を並べ立てるというのは、いくらWeb(ミクシィなど)の内だからといっても、ちょっとおかしいだろうというくらいヘタレな書き方だと思う。
棲み分けというか、仕訳して順序立てて考えるべきではないだろうか。例えば、門倉の件にしたって、最初からFAで移籍するのは決まっていたとか、色々と書かれているが、経緯としては球団と門倉のディールの折り合いがつかないで、FAというシナリオなのだから、良いとか悪いという話でもない。なんだか二元論にした方が話しがすすめやすいのか、どっちかが悪者に仕立てるケースが多いように思える。また両者とも悪いというみたいな書き込みもあるが、じゃあ、何がしたいのかといえば、文句言いたいだけにしか見えないな。良いとか悪いという判断で計れる話ではないと思うのだが。そもそもプレイに関係ないところの話なんだし。
また、最近の書き込みでは、巨人ファンという人が「横浜のフロントがおかしいから意見してください」的なトピックスが立ったが、これもよく分からない。何もわざわざ人の家に上がりこんでくる必要もないだろうと思う。
今年は、ハーツクライがキングジョージへ、ディープインパクトが凱旋門賞へと話題になった。結果には繋がらなかったが、過去の日本馬が、海外でけちょんけちょんにやられていた時代を考えれば、2006年の2頭の馬の活躍は、飛躍的に進歩したと言っていい。多分、競馬ほど、海外で成功する率が低いスポーツはないと思う。そういった意味では、上記2頭の他にも、豪州の伝統的なレースで1着2着となった、デルタブルース、ポップロックといった馬は賞賛するべき。
そんな中、今日、香港国際競争という国際レースが香港のシャティン競馬場で行われたのだが、日本馬が7頭出走。残念ながら、アドマイヤメインの2着が最高順位。ただ、これが今までは普通だったはず。これで、落胆している我々競馬ファンというのは、日本馬の質の向上に気がついていないという事に他ならない。
そんな中、今日、香港国際競争という国際レースが香港のシャティン競馬場で行われたのだが、日本馬が7頭出走。残念ながら、アドマイヤメインの2着が最高順位。ただ、これが今までは普通だったはず。これで、落胆している我々競馬ファンというのは、日本馬の質の向上に気がついていないという事に他ならない。
ミクシィの自前のコミュニティのメンバーとの忘年会。このコミュニティ自体の図体が大きくなりすぎて、内々の仲良しメンバー6人で開催。開始は18時だったのだが、なんやかんやと沖縄料理を食べながら経理に関係ない話を延々と話続けて気がついたら4時間。本当、あっと言う間。
インターネットの世界は、趣味で繋がるパターンがほとんどであるが、ここに来て、仕事が同じ業種であるとか、職種が同じであるというのも1つのコミュニティとして形成できることがわかった。同じ属性を持った人同士というのは、やはり近いのだろうかと最近思う。
インターネットの世界は、趣味で繋がるパターンがほとんどであるが、ここに来て、仕事が同じ業種であるとか、職種が同じであるというのも1つのコミュニティとして形成できることがわかった。同じ属性を持った人同士というのは、やはり近いのだろうかと最近思う。
『しあわせのかたち』と言えば、ファミ通の連載マンガ。
それはさておき、以前、全日本プロレスの世界最強タッグに殺人魚雷コンビ(ゴディ&ウィリアムス組)がハンセン・スパイビーをオクラハマ・スタンピートで撃破!なんて聞くと、ああ12月だなぁと感じたもの。昨今、有馬記念のファン投票結果が発表になると同じように感じる。今年の有馬記念は日本競馬史上最強と言われるディープインパクトのファナイナル・ラン。過去、有馬記念といえば、あっと驚くダイユウサク、トウカイテイオーの復活、グラスワンダーとスペシャルウイークのハナ差と数々のドラマが生まれた。まさに一年の総決算に相応しいレースといえる。
CSで『中央競馬黄金伝説』という番組で『第35回有馬記念復刻版』を放映していた。第35回といえば、名高い1990年のレースで、オグリキャップのファナイナル・ラン。その歳のオグリキャップはひどい着順続きで『オグリはもう終わった』『オグリに闘争心が消えた』的な風潮が支配的ななか鞍上の武豊を背に見事なレースで完勝。司会の鈴木淑子も泣きながら勝ち馬を読み上げ、実況の大川和彦アナウンサーは『オグリ1着!』と絶叫しまくり『右手を挙げた武豊!』と実況したにも関わらず実際は左手だったり、かの大川慶次郎の『ライアン!ライアン』の絶叫が実況にかぶるという凄まじさ満載のレース。で、一番『ああ、今の競馬場の雰囲気と違うな』と思うのが観客の盛り上がり方。この日の中山競馬場には18万人近くの人が詰めかけて、馬券に勝った人も負けた人もみんなして大オグリコール。馬券云々より、狂喜乱舞してちゃんと盛り上がっていた感じがする。
後に井崎脩五郎がこのレースについて『こんな事が世の中にあるのか』と驚愕し『いろいろ幸せの形があるけど、勝ったたった一頭の馬をみんなで賞賛するのも、その形の1つ』と語っている。今年の有馬記念は、ディープインパクトの最後のレースになるが、ここに新たな感動があると信じて止まない。競馬に興味にない人も、歴史的名馬の最後の走りに注目してもらいたい。井崎氏が言うところの『そのひとつ』が、もしかしたら垣間見えかもしれないから。
それはさておき、以前、全日本プロレスの世界最強タッグに殺人魚雷コンビ(ゴディ&ウィリアムス組)がハンセン・スパイビーをオクラハマ・スタンピートで撃破!なんて聞くと、ああ12月だなぁと感じたもの。昨今、有馬記念のファン投票結果が発表になると同じように感じる。今年の有馬記念は日本競馬史上最強と言われるディープインパクトのファナイナル・ラン。過去、有馬記念といえば、あっと驚くダイユウサク、トウカイテイオーの復活、グラスワンダーとスペシャルウイークのハナ差と数々のドラマが生まれた。まさに一年の総決算に相応しいレースといえる。
CSで『中央競馬黄金伝説』という番組で『第35回有馬記念復刻版』を放映していた。第35回といえば、名高い1990年のレースで、オグリキャップのファナイナル・ラン。その歳のオグリキャップはひどい着順続きで『オグリはもう終わった』『オグリに闘争心が消えた』的な風潮が支配的ななか鞍上の武豊を背に見事なレースで完勝。司会の鈴木淑子も泣きながら勝ち馬を読み上げ、実況の大川和彦アナウンサーは『オグリ1着!』と絶叫しまくり『右手を挙げた武豊!』と実況したにも関わらず実際は左手だったり、かの大川慶次郎の『ライアン!ライアン』の絶叫が実況にかぶるという凄まじさ満載のレース。で、一番『ああ、今の競馬場の雰囲気と違うな』と思うのが観客の盛り上がり方。この日の中山競馬場には18万人近くの人が詰めかけて、馬券に勝った人も負けた人もみんなして大オグリコール。馬券云々より、狂喜乱舞してちゃんと盛り上がっていた感じがする。
後に井崎脩五郎がこのレースについて『こんな事が世の中にあるのか』と驚愕し『いろいろ幸せの形があるけど、勝ったたった一頭の馬をみんなで賞賛するのも、その形の1つ』と語っている。今年の有馬記念は、ディープインパクトの最後のレースになるが、ここに新たな感動があると信じて止まない。競馬に興味にない人も、歴史的名馬の最後の走りに注目してもらいたい。井崎氏が言うところの『そのひとつ』が、もしかしたら垣間見えかもしれないから。
自宅の近くの国道沿いに、ここに来て立て続けに2軒のラーメン屋がオープンした。半径1キロ以内の街道沿いに従前のラーメン屋も合わせて4軒も立ち並ぶ、ちょっとしたラーメン街道となった。ここ半月くらいで、全部の店に行ったのだが、一口に「ラーメン」と言っても数多あると実感する。余りにもバリエーションが増えすぎて、逆にナルト、しなちく、チャーシューが1枚くらいの超シンプルなラーメンが中々食べられないな。
多村と寺原のトレード。多村ファンの人には申し訳ないが、順当ではないか?ミクシィのベイスターズのコミュニティを見ていると、
・横浜の顔を出すなんて信じられない
・フロントにはあきれ果てた
・横浜高校出身の選手を出すなんて
・ベイスターズファンが減る
という、やっつけ大工の目分量的発言で、何の根拠もない楽しい意見がたくさん飛び交っている。自分の認識不足かもしれないが、多村は横浜の顔なのか?また、フロントがやったことという事は破天荒なのか?横浜高校出身の選手はトレードに出さない?なら、矢野や横山は?ベイスターズファンの大半が多村ファンなら話は分かるが、来年、ベイスターズが勝てばファンなんて増えるだろうに。そのための工夫をフロントと言われる人達がしたのだから、それはそれで、今回(今年は)評価するべきではないかと思う。また中には多村はトレード前提で、相手チームの選手まで言及するのだからすごすぎる。これは寺原に対して失礼だし、ソフトバンク並びにソフトバンクファンに対しても失礼だと思う。見方によっては
・多村出してやるから、新垣だせ、杉内だせ
と言っているのと同じ。単に妄想が現実を凌駕しているとしか思えない。プロ野球の世界において、トレードという事が普通に存在することを、ちゃんと認識しなければならないと思うし、やいのやいの言った所で、ファンには、人事権なんて全くないのだから、事実として認識しなければならない。で、多村を高評価して寺原では釣り合わないというのも、解せない。例えば・・・・
会社の同僚で、2年ほど前、すげぇ営業成績を伸ばした奴が、
今年は3日に1日ペースでしか出勤しませんでした。見かねた上司が
別部署に移動させて、若い社員を代わりに入れました。
さて、この場合、
配置転換するなんておかしいのですか?当然ですか?
という質問に「おかしい」と答えるだろうか。
話はそれたが、今年のベイスターズ、佐伯の成績がヘタレで散々、言われていたが、いくら多村が前年、ガンガンホームランを打ったからといっても、今年に限っては、こと佐伯と多村を比べた時、試合に出ていた佐伯を評価せざるおえない。まずは試合に出る事だろうと思う。怪我するために年俸を払っているのではないという事を考えなければならないのではないか?
トレードとなると皆して「損得」みたいな話になるが、材料となる物差しは今までの実績だけ。それに野手と投手では比べようがないだろう。じゃあ、将来的にどうなんだ?といわれれば、今は、誰もわからない。ただ、横浜ベイスターズという球団が、多村の代わりに寺原を獲得して合意したのだから、それはそれで支持し、素直に「多村、ソフトバンクでも頑張れよ」「寺原、横浜で頑張ってくれ」という言うのが自然だと思う。やいのやいの文句言うエネルギーがあるなら「寺原がんばれ」に向けた方がいいのではないか。多村だって来期、サイボーグのように肉体改造して全然、ケガしなくなるかもしれないし、寺原が今までの鬱憤を晴らすかのようなピッチングを見せるかもしれない。勿体ないとか、損したとかではなく、少なくても結果が出ていない今くらいは、良い方向に考えるべきだと思うが。なんか、とりあえずフロントに対して、好き勝手文句を言うこと自体が「真のファンである」みたいな風潮があるが、話の中身について、やっつけ大工の目分量的な意見ではなくトレースする必要は絶対にあると思うし、そこそこベイスターズの中ではビッグネームの選手を放出して、投手を獲得したフロントは英断ではなかったかと思う。至極まっとうなトレードではないか?
・横浜の顔を出すなんて信じられない
・フロントにはあきれ果てた
・横浜高校出身の選手を出すなんて
・ベイスターズファンが減る
という、やっつけ大工の目分量的発言で、何の根拠もない楽しい意見がたくさん飛び交っている。自分の認識不足かもしれないが、多村は横浜の顔なのか?また、フロントがやったことという事は破天荒なのか?横浜高校出身の選手はトレードに出さない?なら、矢野や横山は?ベイスターズファンの大半が多村ファンなら話は分かるが、来年、ベイスターズが勝てばファンなんて増えるだろうに。そのための工夫をフロントと言われる人達がしたのだから、それはそれで、今回(今年は)評価するべきではないかと思う。また中には多村はトレード前提で、相手チームの選手まで言及するのだからすごすぎる。これは寺原に対して失礼だし、ソフトバンク並びにソフトバンクファンに対しても失礼だと思う。見方によっては
・多村出してやるから、新垣だせ、杉内だせ
と言っているのと同じ。単に妄想が現実を凌駕しているとしか思えない。プロ野球の世界において、トレードという事が普通に存在することを、ちゃんと認識しなければならないと思うし、やいのやいの言った所で、ファンには、人事権なんて全くないのだから、事実として認識しなければならない。で、多村を高評価して寺原では釣り合わないというのも、解せない。例えば・・・・
会社の同僚で、2年ほど前、すげぇ営業成績を伸ばした奴が、
今年は3日に1日ペースでしか出勤しませんでした。見かねた上司が
別部署に移動させて、若い社員を代わりに入れました。
さて、この場合、
配置転換するなんておかしいのですか?当然ですか?
という質問に「おかしい」と答えるだろうか。
話はそれたが、今年のベイスターズ、佐伯の成績がヘタレで散々、言われていたが、いくら多村が前年、ガンガンホームランを打ったからといっても、今年に限っては、こと佐伯と多村を比べた時、試合に出ていた佐伯を評価せざるおえない。まずは試合に出る事だろうと思う。怪我するために年俸を払っているのではないという事を考えなければならないのではないか?
トレードとなると皆して「損得」みたいな話になるが、材料となる物差しは今までの実績だけ。それに野手と投手では比べようがないだろう。じゃあ、将来的にどうなんだ?といわれれば、今は、誰もわからない。ただ、横浜ベイスターズという球団が、多村の代わりに寺原を獲得して合意したのだから、それはそれで支持し、素直に「多村、ソフトバンクでも頑張れよ」「寺原、横浜で頑張ってくれ」という言うのが自然だと思う。やいのやいの文句言うエネルギーがあるなら「寺原がんばれ」に向けた方がいいのではないか。多村だって来期、サイボーグのように肉体改造して全然、ケガしなくなるかもしれないし、寺原が今までの鬱憤を晴らすかのようなピッチングを見せるかもしれない。勿体ないとか、損したとかではなく、少なくても結果が出ていない今くらいは、良い方向に考えるべきだと思うが。なんか、とりあえずフロントに対して、好き勝手文句を言うこと自体が「真のファンである」みたいな風潮があるが、話の中身について、やっつけ大工の目分量的な意見ではなくトレースする必要は絶対にあると思うし、そこそこベイスターズの中ではビッグネームの選手を放出して、投手を獲得したフロントは英断ではなかったかと思う。至極まっとうなトレードではないか?
女の子の友達との電話2
2006年12月5日 日常昨日の続き。この女の子の友達は、かなり食べ物の好き嫌いが多い。一人の時は、好き嫌いが多いというのは、結構だが、これがみんなで食事をする時とか、料理を作ろうというと結構面倒な話になる。何せ好き嫌いが多いと、どこに食事に行くか?というだけで、結構、選択肢が狭まる。しかも、この友人の嫌いなものは、生魚、ナス、キュウリ、納豆、おくら、生魚、チーズと多種多様、選り取りそろえています状態だ。こうなると和食はキツイし、イタリアンもキツイ。寿司はもっての他。店を考えなければいけない時は、意外と面倒。
ただ、まだ、自分が食べた物を我慢していれば、それで済むが、これが結婚して、料理を作らなければならないという事態になるとかなり大変。なんといっても、自分の嫌いな食材は使わないから。「使う、使う」と言ったところで、結局、自分で食べる訳だから、嫌いなものは使わなくなるのは道理。そして、これだけ好き嫌いがあると、店を考えなければならない時同様、選択肢は狭まるし、使われる食材が限られれば、おのずと料理の選択肢が狭まる。つまりは大した料理は作れないという結論に達する訳だ。
よく行く寿司屋のマスターにこの辺りの話を聞いてみると、食べ物に興味がない人というのは、料理を作らせても下手だという。理由は、自分で味を研究しなくなると、食べ物に対しても興味が薄れるからだと言う。
子供の頃「好き嫌いなく何でも食べましょう」とよく言われていたが、栄養云々の弊害もある事ながら、意外なところに問題が出てしまうという事は、大人になるまで気がつかないという事だな。
ただ、まだ、自分が食べた物を我慢していれば、それで済むが、これが結婚して、料理を作らなければならないという事態になるとかなり大変。なんといっても、自分の嫌いな食材は使わないから。「使う、使う」と言ったところで、結局、自分で食べる訳だから、嫌いなものは使わなくなるのは道理。そして、これだけ好き嫌いがあると、店を考えなければならない時同様、選択肢は狭まるし、使われる食材が限られれば、おのずと料理の選択肢が狭まる。つまりは大した料理は作れないという結論に達する訳だ。
よく行く寿司屋のマスターにこの辺りの話を聞いてみると、食べ物に興味がない人というのは、料理を作らせても下手だという。理由は、自分で味を研究しなくなると、食べ物に対しても興味が薄れるからだと言う。
子供の頃「好き嫌いなく何でも食べましょう」とよく言われていたが、栄養云々の弊害もある事ながら、意外なところに問題が出てしまうという事は、大人になるまで気がつかないという事だな。
女の子の友達との電話1
2006年12月4日 日常先月、知り合いの女の子から「彼と別れて、結婚もやめました」メールをもらって、面白いそうなので「ざまぁみろ」電話をしてやることとした。しかし、電話で話していると、落ち込んでいるところが、実にあっさりとしていて、むしろ「明日に向かってがんばろう」的な様子で、なんとなく拍子抜け。久しぶりだったせいもあるが、色々と話し込んでみると、結婚寸でのところまで行って、彼女の方からダメ出ししてご破算になったそうだ。理由は、相手の経済力と、決断力の欠如だかという。詳しくは聞かなかったが、ともあれ、そういう理由だそうだ。また、ご両親は何と言っていたか?と聞いたところ
残念半分、安心半分
とのことで、やはらご両親も相手を見て、色々と懸念点が多かったことが伺える。
ふと思う。結婚していないので現実味のあるいい方は出来ないが、付き合っている二人とか、夫婦であるとか、やっぱり最終的に、似た者同士というのが、一番よいように思える。確かに自分にないものを追い求めて的なこともないでもないが、ベースとなるべきところは、似ていないと中々、上手くいかないのではないかと思う。自分の身の丈に合う人を選ばないと、必ず失敗するし、逆に身の丈が違うと思っていたしても、最終的にゴーニング・コンサーンであれば、それはそれで合っているという結論になるからだ。
だから、自分の付き合い人、伴侶となるべき人というのは、自分の鏡であるという事を確認か?という事が必要ではないかと思う。どちらかが一方的勝利だと、やはり塩梅が悪い。ここに登場した、友人の女の子は自分と同世代のせいもあるが、どうもその事に気がついたように思える。そういった意味では、彼女の選択は正しかったように思える。
残念半分、安心半分
とのことで、やはらご両親も相手を見て、色々と懸念点が多かったことが伺える。
ふと思う。結婚していないので現実味のあるいい方は出来ないが、付き合っている二人とか、夫婦であるとか、やっぱり最終的に、似た者同士というのが、一番よいように思える。確かに自分にないものを追い求めて的なこともないでもないが、ベースとなるべきところは、似ていないと中々、上手くいかないのではないかと思う。自分の身の丈に合う人を選ばないと、必ず失敗するし、逆に身の丈が違うと思っていたしても、最終的にゴーニング・コンサーンであれば、それはそれで合っているという結論になるからだ。
だから、自分の付き合い人、伴侶となるべき人というのは、自分の鏡であるという事を確認か?という事が必要ではないかと思う。どちらかが一方的勝利だと、やはり塩梅が悪い。ここに登場した、友人の女の子は自分と同世代のせいもあるが、どうもその事に気がついたように思える。そういった意味では、彼女の選択は正しかったように思える。
11月15日で止まっていた、ここのblogを一気にUp。実際、出張があったり、風邪でそれどころではなかったのだが、さすがに17日も溜め込むと、書くのも大変。といっても、書こうとした日に、このサイトが飛んでいたりしていたため、ストックしたいたものや、ミクシィにでUpしたものもあったので、スクラッチで17日分書いたという訳でもない。
別に毎日書かなければならない理由はないのだが、なんだかここまで来ると、安易に辞めるのは惜しくなってきた。続ける限り続けようと思う。
別に毎日書かなければならない理由はないのだが、なんだかここまで来ると、安易に辞めるのは惜しくなってきた。続ける限り続けようと思う。
よく行く寿司屋のマスターに、昨今、話題のマグロの話を色々と聞いてみた。プロの視点からすると、いきなり明日から金額が倍になります。という事はないそうで、当面、あるとすれば、スーパーなどに並んでいる切り身の数が少なくなる程度だという。報道の限りでは、食卓からマグロが消えるくらいの勢いであるが、実際には、そうでもなさそうだ。
で、マグロといえば、大間というのが多分、一般的に有名なところ。これについても聞いてみたところ、本当の極上の「大間のマグロ」というのは、100本に1本程度の話だとか。この値段が果てしない金額になるので、それだけ1人歩きして有名になったという。
結局のところ、情報の真意などというものは、人づてに伝わると、かなり精度が悪くなる見本みたいな話だな。
で、マグロといえば、大間というのが多分、一般的に有名なところ。これについても聞いてみたところ、本当の極上の「大間のマグロ」というのは、100本に1本程度の話だとか。この値段が果てしない金額になるので、それだけ1人歩きして有名になったという。
結局のところ、情報の真意などというものは、人づてに伝わると、かなり精度が悪くなる見本みたいな話だな。
バレーボールとアイドル
2006年12月1日 日常前々回号のアエラにて、バレーボール世界選手権で、
バレーボールの大会に何故、アイドルグループが出てくるのか?
という納得の記事が出ていた。取材先は協会だろうと思われるが、理由としては、
バーレーボールを広く一般に普及させるため
とのこと。納得といえば納得。たしかにバレーボールといえばジャニーズというイメージがある。従前からバレーボールを見ている人にとってはどう思うかは分からないにしても「普及」というコンセプトにおいては、気合の入れようは相当なもの。賛美両論はあるだろうが、アイドルを目的に会場に行ったり、テレビを見ている人達から、何人かでもバレー好きができれば、それはそれでいいだろうと思う。これをモデルに全日本剣道大会にもジャニーズを呼んできて、アイドルの方々に防具をつけさせれて唄わせれば、六三四の剣以上の影響力はあるのではないか?
バレーボールは、数年前にラリーポイント制度になったが、これもアエラによると、従前のサイドアウト制は試合の終了時刻が大きく遅れることが多かったため、大会の運営やテレビ中継する側にとっては非常に不都合なものであったためとある。また、今回のバレーボール世界選手権のテクニカルタイムアウト(でいいのかな?)も、1分30秒ほどとっているとかで、これもテレビのCMが入れやすいようにしているらしい。バレーボールという競技は、普及のためとはいえ、アイドルグループはともかくとしてもルールの改正まで行っているということになる。そう考えると、バレーボールを運営している人というのは、リベラルだという事を感じる。
バレーボールの大会に何故、アイドルグループが出てくるのか?
という納得の記事が出ていた。取材先は協会だろうと思われるが、理由としては、
バーレーボールを広く一般に普及させるため
とのこと。納得といえば納得。たしかにバレーボールといえばジャニーズというイメージがある。従前からバレーボールを見ている人にとってはどう思うかは分からないにしても「普及」というコンセプトにおいては、気合の入れようは相当なもの。賛美両論はあるだろうが、アイドルを目的に会場に行ったり、テレビを見ている人達から、何人かでもバレー好きができれば、それはそれでいいだろうと思う。これをモデルに全日本剣道大会にもジャニーズを呼んできて、アイドルの方々に防具をつけさせれて唄わせれば、六三四の剣以上の影響力はあるのではないか?
バレーボールは、数年前にラリーポイント制度になったが、これもアエラによると、従前のサイドアウト制は試合の終了時刻が大きく遅れることが多かったため、大会の運営やテレビ中継する側にとっては非常に不都合なものであったためとある。また、今回のバレーボール世界選手権のテクニカルタイムアウト(でいいのかな?)も、1分30秒ほどとっているとかで、これもテレビのCMが入れやすいようにしているらしい。バレーボールという競技は、普及のためとはいえ、アイドルグループはともかくとしてもルールの改正まで行っているということになる。そう考えると、バレーボールを運営している人というのは、リベラルだという事を感じる。
あんなこと、こんなこと
2006年11月30日 日常気がつきゃ今年も後1ヶ月という感じ。だいたい、この時期になると「今年1年は〜」的な事を考えるのだが、さりとて、何があったという訳でもない。ただ、去年くらいから感じているのだが、「何があった訳でもない」というのは、特別、素晴らしい事があったという訳でもないが、逆にダメージをくらったという訳でもないという事。いいも悪いもイーブンという感じか。そりゃ、楽しいことや、嬉しいことがたくさんあった方がいいに決まっているが、そんなに上手くいかないように出来てるのだし、一方的な勝ち組がいて、一方的な負け組が存在するというのは、余りないだろう。というより、気の持ちようみたいなものかな。
結局、そのくらいのトーンが一番、いいのではないかと思う。もしかしたら今年1年おきたことを23歳くらいで経験したとしたら、それはそれで違った印象だったのかも知れないが、なんでも適当に消化できてしまうというのは、やっぱり歳をとった証拠というしかないな。
結局、そのくらいのトーンが一番、いいのではないかと思う。もしかしたら今年1年おきたことを23歳くらいで経験したとしたら、それはそれで違った印象だったのかも知れないが、なんでも適当に消化できてしまうというのは、やっぱり歳をとった証拠というしかないな。
♪忘れないでお金よりも大切なものがある〜
2006年11月29日 日常というのは、前のバージョンのCM。東原さんは、太ったか?
帰宅後、CXのよく分からないバラエティを見ていたら、とにかく驚いた。何が驚いたって、プロミス、アコム(だったかな)、弊社と3社も消費者金融が番組スポンサーとなっている。散々から世間から叩かれている業界であっても「秋から、またはCMがはじまる」みたいな話をちょこっと聞いていたのたのだが、それにしても不意に突然3社も目にするのは衝撃的。以前、1つの番組で、同じ業態のメーカーは1社に限られる(時間で区切ることはある)と聞いた事があるのだが、関係なしにバンバン流れている。もう業界全体が一蓮托生という事。また、3社とも「借りすぎに注意しましょう」を前面に押し出している感が満載。こうなると、何のためのCMかとすら思う。
で、消費者金融のテレビCMは何がすごいかといえば、グレーゾーン金利を表記しているという事(打ち出さないとマズイのだが)。このグレーゾーン金利がために消費者金融各社は、9月の中間決算で、信じられないくらいの引当金を積んで赤字転落しているにも関わらず、自信満々に打ち出しているのがすごい。ちなみにグレーゾーン金利というのは、報道によれば「悪徳・高利」呼ばわりだが、違法でも何でもない。貸金業規正法にきちんと記載されている。むしろ法の歪みであり、知っていながら放置していた法務省に問題があるのだが、誰も指摘しないあたりが、日本らしいといえば、日本らしい。
世は「上限金利をさげろ、このサラ金が!」呼ばわりだが、金利が下げれば、審査が厳しくなる。とすると、今まで借りられなかった人達があふれ、闇へと埋没していく。もしかしたら、闇でも抱えきれないくらいの人が出てくるのではないかとすら言われている。また消費者金融ばかりグレーゾーンについて言われているが、信販系カード会社、銀行フリーローンあたりの商品も抵触しているので、銀行、信販、消費者金融でも借りられない人がどんどん出てくるという事だ。実際に、消費者金融白書によれば「消費者金融の必要性」について6割以上の人が肯定的。
もうこれ以上の多重債務者を保護する必要性はないだろう。宇都宮弁護士あたりは「多重債務者の救世主」くらいの勢いだが、そもそも過払返還利息などというもの、実際の債務者の懐に入ることはなく、概ね、弁護士費用にあてられるケースが多い。それでいて、ひたすら業界を叩きまくって、何が法の正義かと思う。また、近い将来、上限金利が下るおかげで消費者金融業界はビジネスモデルの変更を余儀なくされている。とすれば、人員削減は当然であり、元をたどれば、多重債務者のおかげで、クビになる社員が出てくるのだから、その人達だって、理屈の上では保護する必要があるのでないだろうか。そんなに間違ったことを言っているつもりはない。借りたものは返す。そんなの常識。
帰宅後、CXのよく分からないバラエティを見ていたら、とにかく驚いた。何が驚いたって、プロミス、アコム(だったかな)、弊社と3社も消費者金融が番組スポンサーとなっている。散々から世間から叩かれている業界であっても「秋から、またはCMがはじまる」みたいな話をちょこっと聞いていたのたのだが、それにしても不意に突然3社も目にするのは衝撃的。以前、1つの番組で、同じ業態のメーカーは1社に限られる(時間で区切ることはある)と聞いた事があるのだが、関係なしにバンバン流れている。もう業界全体が一蓮托生という事。また、3社とも「借りすぎに注意しましょう」を前面に押し出している感が満載。こうなると、何のためのCMかとすら思う。
で、消費者金融のテレビCMは何がすごいかといえば、グレーゾーン金利を表記しているという事(打ち出さないとマズイのだが)。このグレーゾーン金利がために消費者金融各社は、9月の中間決算で、信じられないくらいの引当金を積んで赤字転落しているにも関わらず、自信満々に打ち出しているのがすごい。ちなみにグレーゾーン金利というのは、報道によれば「悪徳・高利」呼ばわりだが、違法でも何でもない。貸金業規正法にきちんと記載されている。むしろ法の歪みであり、知っていながら放置していた法務省に問題があるのだが、誰も指摘しないあたりが、日本らしいといえば、日本らしい。
世は「上限金利をさげろ、このサラ金が!」呼ばわりだが、金利が下げれば、審査が厳しくなる。とすると、今まで借りられなかった人達があふれ、闇へと埋没していく。もしかしたら、闇でも抱えきれないくらいの人が出てくるのではないかとすら言われている。また消費者金融ばかりグレーゾーンについて言われているが、信販系カード会社、銀行フリーローンあたりの商品も抵触しているので、銀行、信販、消費者金融でも借りられない人がどんどん出てくるという事だ。実際に、消費者金融白書によれば「消費者金融の必要性」について6割以上の人が肯定的。
もうこれ以上の多重債務者を保護する必要性はないだろう。宇都宮弁護士あたりは「多重債務者の救世主」くらいの勢いだが、そもそも過払返還利息などというもの、実際の債務者の懐に入ることはなく、概ね、弁護士費用にあてられるケースが多い。それでいて、ひたすら業界を叩きまくって、何が法の正義かと思う。また、近い将来、上限金利が下るおかげで消費者金融業界はビジネスモデルの変更を余儀なくされている。とすれば、人員削減は当然であり、元をたどれば、多重債務者のおかげで、クビになる社員が出てくるのだから、その人達だって、理屈の上では保護する必要があるのでないだろうか。そんなに間違ったことを言っているつもりはない。借りたものは返す。そんなの常識。
まだ火曜日だし、明日は普通に、東京のオフィスに出社しなければならない。という事は、余り遅くまで大阪にいるというわけにも行かず、現場責任者に挨拶をして帰ることとする。19時10分発の「のぞみ」で、難波を出たのが18時30分過ぎ。計算上はギリギリセーフのタイミング。新大阪につき時計を見ると19時。御堂筋線から、新幹線のホームまで、結構ある。ダッシュとは言わないが、かなりの駆け足で、新幹線乗り場へ駆け込む。もちろん土産などは買うヒマなし。乗車予定の「のぞみ」が入線のアナウンスと同時に、ホームへ駆け上がる。なんとか缶コーヒー1本だけ確保。まったく落ち着く間もなく、乗車。こんな時期にも関わらず、結構な汗をかく。普段なら京都に着くか着かないかの間で、寝てしまうのだが、なんだか色々とありすぎて、寝付けず。
それにしても、新幹線というのは、いつ乗っても満席状態。しかも休日以外は、ほとんどサラリーマン。客層自体が湘南ライナーと対して変わらない。電話会議やテレビ会議が普及してきたとは言え、自分も含めて日本のビジネスというのは、なんだかんだで、人が行かないと商売にならないという事を実感する。
それにしても、新幹線というのは、いつ乗っても満席状態。しかも休日以外は、ほとんどサラリーマン。客層自体が湘南ライナーと対して変わらない。電話会議やテレビ会議が普及してきたとは言え、自分も含めて日本のビジネスというのは、なんだかんだで、人が行かないと商売にならないという事を実感する。
先々週の出張に続き、急遽の大阪出張。今回は、新プロジェクトがカットオーバー日に立会いのため。新しいプロジェクトというのは、聞こえはいいが、想定していなかった問題が山のように出てきて、恐ろしく大変。とにかく問題点を1つずつつぶしていかなければないない。
過去にも何度か、新しいプロジェクトに立ち会ったことはあるが、出だしにコケまくっても、軌道に乗った時にはやはり充実感がある。今回もそうなって欲しいものだ。
過去にも何度か、新しいプロジェクトに立ち会ったことはあるが、出だしにコケまくっても、軌道に乗った時にはやはり充実感がある。今回もそうなって欲しいものだ。
袖振り合うのも多生の縁
2006年11月26日 日常昼間、藤沢まで買い物に出て、帰りにいつも行くラーメン屋でチャーハンを食べることとする。店内は昼飯時だったせいもあって、ごったがいし。一人だったのでカウンターに通される。隣は、見た目60歳くらいのおばちゃん。
チャーハンが出てきて、となりの味噌ラーメンを食べていた気のよさそうな、おばちゃんが一言
おいしそうだねぇ〜
というので、餃子の受け皿にチャーハンを少し取り分けてあげることとした。
お兄さん、悪いねぇ、ありがとう。
とおばちゃんに礼を言われる。
まあ、袖振り合うのも多生の縁だからね
みたいな事を言うと、おばちゃんは、感慨深げに
今は、そういったこと言う人がいなくなったよ。
といいチャーハンを食べる。こうなると、お約束通りお互い、親近感が沸いてきたのか、食べながら色々と話し込むこととなる。なんでも話を聞いていると、意外と家が近くだという事が分かり、やれ店の景気が悪いとか、近所の商店街の景気が悪いだとか、あそこの医者は同級生だとか、全然知らないおばちゃんだった人と盛り上がる。
ふと、思う。世はコミュニケーションだなんだと言われるが、土地柄みたいなことがあるかも知れないが、自分らの子供の頃は、こういった風景は、そこいらによくあったように気がする。おばちゃんが言うとおり「そういったこと言う人がいなくなった」というのはやっぱり事実なんだろうな。
チャーハンが出てきて、となりの味噌ラーメンを食べていた気のよさそうな、おばちゃんが一言
おいしそうだねぇ〜
というので、餃子の受け皿にチャーハンを少し取り分けてあげることとした。
お兄さん、悪いねぇ、ありがとう。
とおばちゃんに礼を言われる。
まあ、袖振り合うのも多生の縁だからね
みたいな事を言うと、おばちゃんは、感慨深げに
今は、そういったこと言う人がいなくなったよ。
といいチャーハンを食べる。こうなると、お約束通りお互い、親近感が沸いてきたのか、食べながら色々と話し込むこととなる。なんでも話を聞いていると、意外と家が近くだという事が分かり、やれ店の景気が悪いとか、近所の商店街の景気が悪いだとか、あそこの医者は同級生だとか、全然知らないおばちゃんだった人と盛り上がる。
ふと、思う。世はコミュニケーションだなんだと言われるが、土地柄みたいなことがあるかも知れないが、自分らの子供の頃は、こういった風景は、そこいらによくあったように気がする。おばちゃんが言うとおり「そういったこと言う人がいなくなった」というのはやっぱり事実なんだろうな。