忙しさに感けずに

2005年11月10日 日常
なんとなく多忙である。決して昇進したからではなくて、部の人員が減っても補充しないから、それだけ仕事量が増えていく。また電話もガンガン鳴って対処していると、自分の仕事が全然、進まない。まぁ、簡単に言うと「忙しい」という事になる。ただ、いつも「あっ、忙しいな」と思うが、そんな時こそ、順序立てて仕事をこなそうと努力するようにしている。こんなことを書いていると、さま成人君主のようだが、あくまで「努力をしている」という事。

そもそも仕事というのは、忙しい時こそ、仕事がどんどん振って来て、あらぬトラブルが続出するものである。理由はよくわからないが、そんなものだ。だから、どんどん気だけが先行して、回りに言わせれば「イライラしている」と思われる。ビジネスライクに考えればセルフコントロールが出来ていないと言われても仕方ないのかなと最近思う。

だから「忙しい」というのは嫌い。どんなに忙しくても「忙しい」とは言わないようにしている。「忙しい」といえば、免罪符になるようでとても気分が悪い。仮にタイトな状態であった時に、誰からか仕事がふってきたら

 今、これこれこういう仕事をしてるので
 出来上がるのが、明日になります。

という風に言っている。これも「忙しいと言っているのと同じ」と言われていまえば、それまでだが、でも、暗に「忙しいから出来ない」という事とはまったく違う。考えるべきである。事情を汲み取らないで仕事を依頼する方が間違っていると。その断る勇気というのが、難しい所ではあるが。そっからはじめないと物事は先には進まないのではなかろうか。

偶然

2005年11月9日 日常
湘南ライナーで帰宅。途中駅のよくラーメン屋で、うま煮定食と餃子を注文してカバンに入っていたいつ買ったか忘れた雑誌を読んでいると、なんとなく視線を感じる。振り返ってみるとうちの親父がいる。まったく偶然。親父は去年、リタイヤしていて仕事はしていないのだが、いつもスーツを着ていて、毎日何をしているのかまったく分からない。しかし、今日は昔の職場の人と同窓会だったそうだ。

女の人、いくつになっても母親と仲がよいと聞いた事があるが、男と男親なんて多くは話す機会なんてない。特に自分の場合は酒も飲まないので尚更。という事で、久しぶりに親父と話す。といった所で、他愛もない話。飲み友達の何とかは、すごい人で・・・とか弟(私の叔父)の病状が芳しくないとか、その程度。でも、ここの所、まったく話す機会がない分、それはそれでよかったかなとも思う。
会社を定時丁度に出て、18時10分上映開始の「ALWAYS三丁目の夕日」を鑑賞。ヒューマンリソースな映画で、ほのぼのしていてよかった。ストーリーというより昭和33年のとある東京の街を舞台にした映画で「この人が主人公!」というような感じではない。

もちろん、昭和33年という時代に生きていた訳ではないのだが、確かに自分の子供の頃は、PCもまったく普及していなかったし、携帯電話なんてドラえもんの世界。そういった意味では、今と比べれば近い時代とも言える。で、この映画を見ていて思ったのが、今のような便利な時代ではなかったが、ないならないでも何とかなっていたし、

 今日より明日、明日より明後日は、いい事がある

と信じて生きていたようにも思える。そう、ないならないで何とか・・・と書いたが、

 ないなら、知恵を使っていた

と言っても良いだろう。その切り口から考えると、現在は楽な時代な分、知らず知らずのうちに、余り考えない、物事に執着しなくなってきているのではないかなとも思ったりする。

プロジェクトXなんか見ていると、あるプロジェクトに携わった人というのは、すばらしい創造力(Imagination)があると思われる。余りに便利な世の中になるというのも、ちょっと感がものかな?とも思う。

英語だけの会議

2005年11月7日 日常
外資に勤めている以上は、避けては通れない話なのだが、実は初めて「英語だけの会議」に出席。自分の英語力といえば、海外旅行で何とかこなせる程度なので、ほぼ話せないに等しい。ただ、ヒアリングは、英語が飛び交う中で仕事をしているので、それなりには聞き取れる。さらに会議だから「お題目」が決まっているし、重要な単語だけを聞き取れれば、まあ、方向性くらいは分かると思う。

で、いざ、会議。確かに重要なセンテンスの単語は聞き取れる。最初の5分くらいは緊張感もあるし集中できたのだが、そのあとは経験したことのないように疲労感に襲われる。会議自体は30分程度の軽いものだったのだが、普通の会議の5倍くらい疲れる。何故、こんなに疲れるかと考えると、単語は聞き取れるものの、その単語を無意識に日本語へ変換しているからである。よく、英語で聞いたら、日本語に変換せずにそのまま、英語で考えれば良いというが、そんな器用なことなどできない。会議自体というより、その変換作業にエライ、苦労したという事。こんなことでは、英会話をマスターするのに相当時間がかかりそうだ。
コクド vs カンウォンランド(韓国)
http://www.alhockey.jp/

昨日のチアリーディング世界大会も友人の招待だったが、今日は東伏見にホッケーを観戦。これも友人の招待。2日続けてありがたい話である。ホッケーを生で観戦するのは3回目。1度目は新横浜でのアイスバックスvsコクド(だったと思う)2度目は知人のクラブチームの観戦。

正直に言えば、ホッケーはパックをゴールに入れれば得点になるという以外のルールはほとんど知らないので、招待してくれた友人に聞いた所、それだけ知っていれば、大丈夫とのこと。観て覚えろという事だろう。

ゲームは、一方的なコクドの展開。確かに友人の言うとおり、パックがゴールに入れば得点以外のルールは、分からなくても楽しめる。それにホッケーは、ローテーションでグルグル選手が入れ替わるので、スピード感があって面白い。多くの野球ファンの知人が、オフになると、ホッケーに走るが、確かに観ていて楽しい。休日にヒマが出来たら、新横浜・東伏見に行ってみようかな。と思う。
9月の誕生日に大学時代にチアリーディングをやっていた友人から、大会のチケットをもらい行くこととなる。そもそも、自分の中のチアリーディングのイメージというのは、何かの競技、例えば野球やバスケットやアメリカンフットボールの試合前のアトラクション、ハーフタイムなどに出てくる人達であって、チアリーディングが主となるという観点はまるでなかった。それは自分だけではなく、多くの人がそうではなかろうか。

それはさておき、友人曰く、この世界大会は2年に1度行われる大会だそうで、今回の参加国は11カ国とのこと。よく考えれば、何かの競技の世界大会と冠する観戦はこれりが初めてだ。競技はチアダンス、チア女子、チア男女混成の3つ。日本は女子部門、男女混成の2つの部門に出場。全然、知らなかったのだが、日本のチアリーディングのレベルというのは世界的にも高いそうだ。特に女子部門は他の10カ国とは比べ物にならないくらいの見事なパフォーマンスを披露。残念ながら混成部門はミスが連続し台湾に次ぐ2位。それにしても競技者に男性が入ると、まったく今までのチアリーディングの印象と違う。

うーむ。チアリーディングはかなり奥が深いぞ。一人とか男同士で行くというのは、気が引けるが、行ってもよいという女性がいたら、是非、次も行きたいものだ。
知人のご指摘があり、数日前のblogに誤りがありましたので、ここにお詫びして訂正いたします。

(誤)
なんで、今日に限ってそんな、安っぽいサンダルなんだよ〜!
そんな男ではなかったはずだ!
結局は結ばれない運命(Destiny)なんだな
           
           ↓

(正)
なんで、今日に限ってそんな、安っぽいサンダル履いているのよ私!
ああ、結局は、結ばれない運命(Destiny)なんだな

という事です。まあ、「好き」とか「嫌い」に限らず、こういう事ってあると思う。言われてみれば、そう考えた方が非常に楽だし、余り考えずに諦めがつくことが多いと思う。
1979年12月1日発売
悲しいほどお天気(The Gallerry in My Heart)より

 Destiny

帰宅してフジ739をつけた所、松任谷由実のインタビューが放映されていた。着替えてPCを立ち上げながら、ぼんやり見る。その中で

 詩というのは、余り感情を込めずに
 ありのままを書いた方が人の心を打つ

との事。それが今回のSubject。おおまかに、この歌の詩は

 相手にされない人に次、会う時は、
 見返すくらいのイイ女になってやろう
 それを生きがいにする

と、こう書くととても怖い歌詞であるが、この時期〜80年代半ばの松任谷由実の歌はだいたいこんな感じ。それはさておき、その通り、主人公の女は、どこに行くにも着飾って色々と努力をし、いざ、その男に再び会う事になったものの

 なんで、今日に限ってそんな、安っぽいサンダルなんだよ〜!
 そんな男ではなかったはずだ!
 結局は結ばれない運命(Destiny)なんだな

と悟るという事らしい。この女に問題があるとか、ないとかはともかくとして、この曲のポイントは「サンダル」。他に表現があるようにも思えるが、なんだかサンダルというのが、確かに「作られていない詩」で、非常にリアリティがあったりする。また、インタビューの中で、松任谷は

 (曲を作るときは)
 メロディから最初に作り、後から詩を載せるのだけど、
 その曲が詩を語りかけてくる

とスゴイ発言をしている。そういう常人では考えられない能力があるようだ。確か、ドリカムの吉田さん(?)も、突然、頭の中で大音量で曲が流れはじめると聞いた事があるのだが、同じように事だろう。

たまに"Destiny"を含め、古い松任谷由実のCDをかけながら運転することがあるのだが、この"Destiny"も考えてみれば、今から26年も前の歌だが、聞いても全然、色あせていない。確かに今、聞きこむと歌詞が怖いとか、歌唱力に・・・というのもあるのだが、稀代の天才であることは間違いないだろう。

それぞれの人生

2005年11月2日 日常
mixiで母校のコミュニティがあり、よく見ているのだが、特に仲の良い友達以外、同級生・同窓生が、卒業してからどうなったかという事は、余り興味がない。しかし、そういったコミュニティがあると、関係なしに「みんなどうしているか?」と簡単に考えがかわってしまうものである。

自分の卒業した高校はとても女性が多い商業高校。今はどうか分からないが、当時は、ほとんどの同級生・同窓生が就職していった。数年前に同窓会があったのだが、多くの女性の同級生は結婚して、子供もいるという。同じ歳、同じ環境で3年の生活を経て、それぞれの人生を歩むと、まったく違う道に進むものだと改めて思う。

母校のコミュニティも然り。結婚して人の親となったり、外国にいたりとさまざま。みんな幸多かれと願うばかりである。再び彼等に会うことがあるかどうか分からないが、インターネットのおかげで、今まで、興味がなかった彼等の人生の一部を垣間見るということは素晴らしいことだと思う。

昇進

2005年11月1日 日常
9月末に受けた筆記(論文)試験、10月に入ってからの面接試験がどうやらパスしたようで、11月1日付で課長代理に昇進した。辞令をもらって、一緒に昇進した同僚とラーメンを食べながら、

 10年もの間、大きな人員整理が幾度もあったり
 会社を買収したり、会社が買収されたりしたにも
 関わらず、よくぞ課長代理まで来たものだ
 冗談ではなく奇跡に近いと思う。

と話した。結果としてだが、学生時代の部活もバイトも自ら辞めたという事がほとんどない。何か始めたら、その流れに乗ったら、そのままに身を任せるような人生だったようにも思える。継続は力なりと言えば格好がいいが、簡単に言えば、変化を嫌うというのが本音。

会社では肩書きで呼ばれる事は、ほとんどないし、給与明細を見る以外は意識は全くしない。ただ、ここに来て「ある程度」自分の仕事には自信が出てきたようにも思える。訳が分からずこなしていた時とは違い、目的意識をもつように出来るようになった。昇進云々より、それが自分の10年の蓄積の証明ではないかと思う。

ちなみに、面接試験の時に人事の人より「論文は大変優秀でした」とのお褒めの言葉を頂いた。どこかで書いたが、文章を読むという行為は毎日のようにこなしている作業であるが、逆に文章を書くという作業は、ほとんどしていないのが普通。そういった意味では、駄文ではあるが毎日、blogを書き続けている「訓練」は、意外な所で効果を発揮したかな。

仕事の要領

2005年10月31日
月末ということもあり残業。なんだか夕飯を考えるのも面倒になったので、地元の駅近くのマクドナルドへ。時計は21時を少しまわったところ。さすがに店内の客もまばらではあったが、自分の前に1人、自分の後に2人の客。対応している定員は、どう見ても、バイト君が1人。

1人で対応しているので、仕方ないといえば仕方ないし、バイト君だから・・・と言ってしまえばそれまでなのだが、とにかく要領が悪い。ファーストフードという言葉意味は、まったくないほど時間がかかっている。

 やれやれ

と思いながら、ぼんやりバイト君の働く様子を見る事にする。そもそも、なんでバイト君の要領が悪いかと考える。確かにパッと見は、きびきびと動いているようなのだが、何をやるにも、出さなくても良いような音を立てている。例えば、やたらにコップを倒したり、紙袋を落としてみたりと、簡単に言えば仕事が雑。また、ハムスターのよう落ち着きなく、何度も何度も同じ所に行ったり来たりと無駄な動きが多い。これが時間がかかっているという証拠であると思われる。

どんな仕事であっても、最初に「段取り」というものを考えなければならない。昔の上司は、忙しい時こそ「段取り」とよく言っていたが、そういったことが分かってきた。思いつきで目の前にある仕事をこなすだけでは、決して要領、効率なんてあがらない。そしてそれらを丁寧にこなすという事が重要だ。だから、結果として仕事のスピードというのは、後からついてくるのであって、最初から伴おうとしても無理だし、やはり雑になるのである。

バイト君を見ていると、その反対を見事にやってのけている。自分も「やれやれ」と思う前に、明日から「忙しい」と思う前に、やってるい仕事が雑になっていないか確認しようと思う。
最近、誰だったか忘れたが、知合いのBlogを読んでいて

 「あの時、あの人と会ったから、今、こうなった」

という趣旨の文面を読んだ覚えがある。人付き合いの仕組みの大半は、多分、これが全てではないだろうか。思い起こせば、過去に付き合った女の子も、今、とても仲良くしている友人達も、余り理論立てて説明できるような話ではなく、たまたまクラスで隣の席だったとか、球場で意気投合したとか、そういった偶然が呼ぶケースが多い。

ただ、偶然が生まれるまでには、必ず原因が発生する。例えば、今、一番多い友達は野球好きな友達だが、彼等はもれなく球場で出会っている。つまりは、野球というファクターが存在していて、おおまかに言えば、それが「原因」とも思う。しかし「偶然」というのは、それらよりさらに上位にあって、その友達の友達、さらにはその友達・・・と言った具合にどんどん枝葉が伸びていく。

結論として思うのが、人のつながりというのは、多くが「偶然」の上に成り立っているのだが、ヒモを解いていけば、その出会いには必ず人が介在しているという事。多くの知人・友人を同時期にケアするという事はとても大変なことだと思うが、人間はいつ、どのような「偶然」に出会うか分からない。そして、その「偶然」が、一生涯の友達であったり、伴侶だったりする訳である。そう思うと、人とのつながりは大事にしないと。結果として、ケアをおろそかにすれば、後々、痛い目に合うのは自分だという事を深く認識しなければならないと思う。

沖縄料理

2005年10月29日 日常
観戦仲間と、とある打ち合わせを兼ねて伊勢佐木町で沖縄料理を食する。やはり豚肉料理はおいしいし、昔に比べるとゴーヤチャンプルに慣れた気もする。あれやこれや話しているうちに「あっ」という間に4時間経過。オフもこういった食事会が多そうだし、結構、忙しいかも。

移動

2005年10月28日 日常
会社にて。デスクの移動。今年でサラリーマン10年目だが、引越し、フロア移動、デスク移動と何度やったか分からない。仕事が事務職なので、外に出歩く仕事というのがほとんどないのし、移動をすると環境が変わった気がして、しばらくは新鮮な気持ちになる。

ただ、弊社のネットワークはかなりのヘナチョコなので、自身にある程度、PCの知識がないと、移動先で前の環境に戻すのが大変。

株式会社の仕組み

2005年10月27日 日常
実は知っているようで知らないのが株式会社。この会社を具体的に説明できる人というのは、余りいない。これを簡単に説明できる例がある。そもそも株式会社の基本的な考え方というのは、大航海時代まで遡る。

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昔、とあるお金持ちがインドと貿易をして一稼ぎしようと目論んだ。しかし、自分は船を操る技術がない。ならば船を扱える人間を一山当てようともくろんだ。とあるお金持ちは知人の船乗りに金貨1,000枚の資金に投資し、そして船乗りはその金貨で、

 1.船の購入・・・・500枚
 2.貿易品(ワイン)の購入・・・300枚
 3.水夫の給与・・・・100枚

を使った。船乗は男の言うとおりインドへと渡り金貨300枚で購入したワインを800枚で販売、その800枚で香辛料を購入し再び欧州へ引き返した。積み帰った香辛料は大評判で、金貨800枚で購入したそれは金貨5,000枚で見事に完売することができた。お金持ちは喜び、知合いの船乗りに400枚の金貨を報酬を与えた。結果として、お金持ちは1,000枚の金貨を基に4,000枚の金貨を手にする事となる。ここでこの話の収支を整理してみる

(1) 収入
 ・ワイン売却代金  800枚
 ・香辛料売却代金 5,000枚
        → 5,800枚

(2) 使った金貨
 ・船購入      500枚
 ・ワインの購入   500枚
 ・香辛料の購入   800枚
 ・水夫の給与    100枚
 ・船乗への報酬   400枚 
        → 1,800枚

(3) 収支
 5,800枚 − 1,800枚 = 4,000枚
  
これが「会社」という仕組みを簡潔に説明することができる例。

1. 株主(出資者)
この話で、株主というのは?
  → とあるお金持ち

2. 経営者は誰?
  → 船乗り

3. 資本金は?
  → 1,000枚

4. 売上高は?
  → 5,800枚

5. 使った費用は?
  → 1,800枚

6. いくらもうかったの?
  → 4,000枚

この情報だけでも立派な損益計算書、貸借対照表も作成できる。

楽天とTBS

2005年10月26日 日常
自分の掲示板に書かれていたが、色々なWebサイトで楽天(三木谷氏)の誹謗中傷まがいな事が書かれているのが目立つ。しかし、どれも自分の意見も書かず新聞・ニュースの受け売りで、大した事は書いていないし挙句には「署名しよう」という事まで書かれている。まだ横浜が無くなるという話でもないし、資本主義の世において、署名で企業買収がなくなるのなら書いてもいいが、古今東西例はなく、全く現実的ではない。主催している人の気持ちは分かるが、余り意味のないことをしたくない。

資本主義においては「金がある奴が勝ち」と言うのは原理原則で、それを否定するという事は「どんなに働いても、働かない奴と給与が同額でよい」と言っていると実は大差がない話なのだ。また「市場に売りに出されている株を買って何が悪い」という極めて真っ当な理論が成り立つ。さらには楽天側はTBSを買収するという主たる目的があって、それにぶら下がっているベイスターズの話などというのは、優先度は圧倒的に低いし、放送局を買収する大プロジェクトを考えると、野球協約なんて大した話ではなく、解決の順番は後回しになるのが必定。ガタガタ言うなら、売っぱらってしまえというのが楽天側の考え方で、

 楽天は、自前のチームを持っているに関わらず
 横浜の親会社のTBSの買収にかかるなど言語道断

というは、あくまで野球ファンの言い分でしかないのである。

ここで1年前に立ち戻り、楽天が新規参入をして来た時のことを考えてみる。そもそも、三木谷氏は去年の春先に「(旧態依然とした)プロ野球チームなどを持ちたくない」と発言したのを覚えている。しかし、その6ヶ月後には、楽天にプロ野球チームが発足したわけだ。たった6ヶ月で気が変わったのでも言うのだろうか?結局はここ。

 実は野球チームを持ちたくなかったのではないか?
 堀江氏に参入されるくらいだったら、楽天の方がマシくらいな感じで
 引き込まれたのではないか?

と考える。だから、楽天側にとって、球団云々などというは、もしかしたら最初から、大した話ではなく、楽天内には議論にすらなかったのかもしれない。

しかし、かたや、自分の応援しているチームの行く末が関わってくれば、ファンは当然怒る。当たり前だ。去年の近鉄の例を出すまでもない。受け売りで三木谷氏の誹謗中傷まがいな事も書かれてしまう。ところが一歩下がって、このような騒ぎを上記の理由を含みで考えてみれば
 
 
  そもそも楽天側と野球ファンでは違う土俵で話をしている。
 
 
という事が伺える。だから一方的に楽天を悪く言うのも「?」と感じる。かねてから思っていることは、本件に置いては、一番マヌケなのはTBSである。今年の初めてに散々、ライブドア社とフジテレビ社と同じ一件があったにも関わらず、まったく同じ事をされている。経営者というのは、自分の会社が発行している株式が怪しい動きがあれば、逐一調査するのは当たり前。さらには名義不明の失念株が17%もあるという。これでは話にならない。2月にライブドア社堀江氏が言っていたが「買収されたくなかったら、上場なんてしなければよい」のだ。

この話の結末はどうなるのであろうか。ここの所の報道を見ている限りでは、楽天は株を買い増ししそうな気配。またTBSと楽天の経営統合という話が出ている。そうなって、楽天ゴールデンイーグルスと横浜ベイスターズがオーナー会議だか委員会で承認され、同じグループ内で存在できるのであれば、野球協約なんて玉虫色のルールブックなんて、やめてしまえと思う。

ベイスターズが、マルハからニッポン放送をスルーしてTBSに買われたことを考えれば、仮に渡辺氏が騒ぎ立てずにニッポン放送が親会社になったとしても、同じ問題が年始から春にかけて起きていた可能性が高い。とすると横浜ベイスターズというチームは数奇な運命だと思うしかない。

控除額合計

2005年10月25日 日常
25日は給料日。26日から通常通り給料日前となる。今日もらった給与明細の控除額を確認。健康保険、厚生年金、雇用保険、所得税、住民税と合計で74,464円も控除されている。役職手当が80,000円なので、ほぼチャラパー。

独身で扶養家族もいないから高いのは分かるのだが、病院なんて全然行かないし、年金は受給年齢はいつになるか分からないし元本割れ確実だし、失業なんてしたことないし、所得税は定率減税なくなるし、地元の財政は来年度から苦しいみたいだし、全くいいことないな。なんでか知らないけど、厚生年金が先月と比べて725円上がっているぞ。無限に上がりつづけそうだ。

妙に納得する話

2005年10月24日 日常
会社であった小話2つ。

◆ ディープインパクトの馬券

ディープインパクト好きの同僚に記念単勝馬券を昨日のお土産としてプレゼント。同僚に

  『財布に入れておくとお金がたまりますよ』

と言ったところ

  『それはないでしょう』との返事。

何故か?と聞けば

  『だって単勝元返し(100円)だから決して増えることはない』
 
なるほど。

◆ 普段の千葉マリンとは違う

土曜日に千葉マリンスタジアムの日本シリーズを見に行った同僚の一言。

  『いや阪神ファンが多くて、あんなに大きなメガホンの
   音はマリンで聞いた事がない』

との事。でも待てよ。

  『そりゃ、普段はオリックスだの西武の応援団なんだから、
   全部あわせて10人くらいしかメガホン叩いている奴が
   いないからでしょ』

自分で言って何だが、そりゃそうだよな。

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意外と世の中は簡単に出来ているのかも知れないなぁ。

で、こうなる。

2005年10月23日 日常
昨日の富士ステークスの万券を獲って調子に乗り、ガツンと勝負。

 菊花賞(G?) 京都芝3000m
  1着:ディープインパクト
  2着:アドマイヤジャパン
  3着:ローゼンクロイツ
  4着:シックスセンス
  5着:フサイチアウステル

買い目は、ディープインパクトのグリグリ1頭軸で、ローゼンクロイツが2着予想。これが本線で2着3着は裏表を買ったりしながらアドマイヤジャパン以外、上記の馬の何が来てもいいように3連単で買いました。もちろんハズレ。昨日の万券獲得資金は軽く飛びました。結局の所、自分の博才なんてこんなものなんだよな。

富士ステークス

2005年10月22日 日常
明日の菊花賞の運だめしに富士ステークスを軽く(100円ずつ)買ってみた。結果は・・・

 * 富士ステークス(G3)

  1着:12 ウィンラディウス
  2着:10 タニノマティーニ
  3着:14 キネティクス

  3連複:10−12−14 10,640円

 今期4本目の万馬券

明日はガツンと勝負できそう。ちなみに今期獲得した万馬券は、

 ・フェブラリーステークス(東京)
 ・宝塚記念(阪神)
 ・葛飾区特別(大井)
 ・富士ステークス(東京)

この他にシリウスステークス(阪神) が99倍。今年は馬券が絶好調。

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