バタフライ

2005年5月14日 泳ぐ
今更ながら、今年の目標。

 バタフライで500m泳げるようにする。

プールに通いはじめて9ヶ月。毎回の泳ぎ方は、最初は平泳ぎで1キロ、その後、平泳ぎ500m、クロール500mとなった。ところがここに来て、さすがに、平泳ぎにもクロールにも飽きてきたので、バタフライにも挑戦したいと思っている。25mくらいは、何とか「進む」のだが、泳ぎきると、とてもではないが、もう25m泳ごうという気にはなれない。明らかに、どこか余計な所に力が入っていて泳ぎ方が間違っているという事だろう。なんとか努力して、バタフライも泳げるようになりたい。大した目標ではないが、年内に500mくらいは泳げるようになりたいな。

ASAP

2005年5月13日 日常
部内の秘書の方との話。

 as soon as possible (できるだけはやく)

という構文を略して’ASAP’と表記し「あさっぷ」と読むという事。そもそもは船便の「天地無用」など同じように送り状に書かれる略語であったり、転じてTelexに使用したりしていたそうだ。今でも、かなりメジャーな略語で、E-mailなどでもよく使われるとのこと。

 へー。

思わず頷く。無知と言われれば、それまでだが、それでも知らないより知った方が得であり、「聞くは一瞬の恥」ではないが、聞くというのはそれだけ自分の知識を潤沢にしていくという事は間違いない。

以前、出版業界の友人と話しの中で、

 できるだけはやく を略して 「できはや」

と言うらしい。業界用語かどうか分からないが、まったく前述の略と同じという事になるな。どちらが汎用性のある言葉だろうか?
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20050511AT1C1000410052005.html

http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20050510it14.htm

売上高だけみると、横浜市の年間予算やタイのGDPを上回るらしい。ちなみに納税額を調べたところ、およそ6500億円とのこと。ここまで来ると全ての数値において、会計数値を凌駕し天文学的数値である。一回、こんな帳簿をつけてみたいものだ。色々とトヨタにまつわる話を聞いたことがある。とある銀行が、資金運用提案のため、支店長やそれ以上の人間でトヨタに来社。しかしトヨタ側は、課長クラスが対応し、あまりに陳腐な提案だと

 こんな提案では話にならない

といって簡単に突っぱねるとか。ビジネスの常識から言って、当方と先方は、ある程度の「タイトル」を併せて応対する。従って、銀行側が支店長やそれ以上の人間が来社すれば、当然、トヨタ側は部長や取締役が出てくるのが当然。しかしながら、トヨタは、課長クラスが対応し、しかも部に持ち帰ることもなく軽く突っぱねるという事態は、銀行と企業のパワーバランスが逆転しているという事が言え、課長クラスでも「つっぱねられる」決裁権を所有しているという事だ。

昔、システム開発に携わったことがある。開発といってもキーボードを叩いてプログラムを打ち込むという事ではなく新しい運用(ビジネスモデル)の起案。この際、当時、担当のシステム屋(コンサルタント)は「権限の委譲というのはビジネスを迅速化させる」とレクチャーしてくれた。普通、何か起案をして購買等をするとなると、稟議書を作成して上司のハンコをもらい、その上司のハンコをもらい・・・と金額や内容によっては、会社のトップまでたどり着く。しかし、それでは、時間がかかり、原価計算的に言うと「機会損失」となる。これがいかに損失かという理念はトヨタの「かんばん方式」によっても証明されている。

無論、トヨタの販売力・技術力が世界的にトップクラスであることは間違いないが、その以外にも、役職者に他社から見れば多くの決裁権限を与えたり、かんばん方式によって、在庫を抱えないことは、ぶっちゃけて言えば「時は金なり」というを徹底した会社ではないかと類推する。これらに共通していることは「責任」という一語に尽きるのではないだろう。法人というのは自然人の集まり。やはり責任のある人達成せば、おのずと、いい結果が出てくるというのを再認識した気がする。
小学館から月2回発売されているSAPIOという国際情報誌がある。かなり偏った書き口だが、まったく我々が習ってきた「歴史」とは違う歴史や、報道されている諸外国(特にアメリカ、北朝鮮、中国)の記事がぎっしりと書かれている。かなり右寄りで全部が全部、本当の事が書いているとは思わないが、それでも、毎号、興味をひく記事があり、かかさず読んでいる。

今回号は、中国の反日に対して「親日の国」の特集。これは面白かった。そもそも、日本人の気質か、歴史の授業で「日本人は他国でこんなに偉大な功績を残したのだ」というような事はほとんどを教えていないと言っていい。つまり、我々は日本人でありながら、歴史上で、その国にどのような貢献をしたのかを知らないという事である。例えば、以前にこのblogで書いたがトルコ。またアフリカ諸国においては、野口英世の黄熱病研究の功績により、一番、有名に日本人とされている。さらに、これは意外と知られていないのだが、台湾というのは親日の地域とも言われている。理由は日本の統治下において、インフラ、教育、農業といった面で、中国本土を凌駕していたそうだ。これが本当だとすると、中国・韓国の「アジア全体に対する謝罪」の主張を全て受け入れるというのは、間違いのようなにも思える。

 謝罪はともあれ、日本人の功績はなぜ、
 日本の教科書に掲載されないのであろうか?

こちらの方も問題ではないだろうか。自分の功績を人に自ら言うのを良しとしない日本人の気質だろうか?それとも、これも近隣諸国に対する「配慮」なのか?戦敗国だからか?仮に親日の国に行って「お前の国は、我々の国にこんなに親切にされたのだ」と言われた時に「さて、何のことだろうか」と思ったり言ったりすることは、恥ずかしいことではないかな。他国におびえることなく、もっと自信を持ってもいいのではないかと思う。

Word

2005年5月10日 日常
経理の仕事は、ぶっちゃけて計算ばかりであるから、Excelは電卓代わりに使う。またExcelはMultiPlanやLotus1-2-3をほぼ踏襲しているので昔から馴染み深い。しかし文書を書く機会というのは、ほとんどないのでWordは使う機会がExcelに比べて圧倒的に少ない。しかし、マニュアル作成という作業はどうしてもWordを使わなければならないというルールがある。これがかなりの曲者。なにしろ、意といないインデント変更やレイアウトが簡単に瓦解する。作業自体は単純なのだが、Wordにしてやられる。マニュアル作成は今週いっぱい続くのだが、1日作業しただけで辟易としてしまう。いかにも日本語をしらない人間が作ったToolだよな。これを使いやすいという人がいるのだろうか?
風体で見られてしまうのだが『アニメやアイドルがとっても詳しいでしょ?』とよく人の言われる。残念ながら、激しく分からない分野。趣味は?と聞かれた時に、

 野球観戦、映画鑑賞、プール

と答えている。だいたい、その答えを聞いた人は口にはしないものの、イメージと答えとのギャップが激しいらしく「意外だ」との表情をする。こればかりは、本当なのだから仕方ないし、風体なんて、そんなに変えられないので、ほとほと諦めているのだが。

リンク先の、りんさんの日記を読んでいて「なるほどなぁ」と感じる。何でもそうだが、何かをやろうと思う場合、その準備や用意やらで億劫になり、それを考えただけでも辟易となり、やらなかったり、始めなかったりする事がある。例えば、最近、スキーや趣味にした水泳など顕著な例で「面倒だからいいや」という事になる。実は、映画というのは去年から馬鹿みたいに見始めたのだが、それまでは、りんさんと同じく、面倒だと思っていた節がある。ところが去年は去年で空白のような日々が続き「このままではいけない」と感じ、何かしようと思い立ったのが映画鑑賞。今思えば、取り立てて新しいといった訳ではないが、きっかけとしては、見るのも手軽だし、よかったかなと思っている。

映画は好きである。無論、駄作といわれる作品もあるが、今まで知らなかったことや、描写やストーリーを提供してもらえるという事を考えると、自分の限りある時間を使うには有効な趣味だと考える。結局のところ、それに気がついたのは、去年の話で、去年から趣味にした理由は、それ以上でもそれ以下でもない。ようは、その一歩をどんなきっかけでもよいから踏み出してみるという事が、知らない世界への第一歩ではないかなと思う。今まで「億劫だなぁ」とか「面倒だなぁ」と思っていても、中に入ると意外な世界が広がっているという事はよくある。ただ、きっかけを掴むというのが難しいのだが。

連休終了

2005年5月8日 日常
やっぱり終わってみれば、早かったというのが率直な印象だろう。4/29〜5/8までに行ったこと。

(1) 野球観戦が9試合
(2) プールが2回
(3) 借りてきたビデオを1本鑑賞
(4) ドライブが1回(280キロ)
(5) 結婚式の二次会が1回

とこんな感じ。これのほかに、HPとblogの更新。意外と充実していたか?欲を言えば映画館で1本は映画を見たかったな。それはともかくとしても、例年に比べて、疲れたのと馬鹿みたいにお金をつかってしまった。それでもまったく予定がなくて、ずっと家にいなければならない状態より、ずっとマシだと思う。
小田急線の車内告知。

 (5月9日より導入される)女性専用車両の
 導入賛成者の内訳は女性が65%、男性は35%

との事。なんとも微妙な割合ではあるが、男性も賛成との意見が3割強いるということだ。自分もこの35%に入る。小田急線ではないが、もう7年〜8年前、東海道線でつり革をつかみ、週刊朝日を読んでいた時に、痴漢と間違われたことがある。女性は色々と自分に文句を言ってきたが、つり革と週刊朝日に気がついたらしく疑いは晴れたが、恐ろしく気分が悪かった。結局、自分のような経験をしている世の男性は多いというのが35%に現れているのであろう。

それはいいのだが、むしろ35%の女性というのは女性専用車両に反対という事であろうか?そちらの方が気になったりする。
今年から開催されることになったセ・パの交流戦。日本シリーズは2チームしか対戦が見られないし、かといってオープン戦だと調整という感じがぬぐえない。で、シーズン中にセ・パの試合が見られるというのは、かなり興味があるし新鮮だと思う。早速、横浜スタジアムで行われる横浜対ロッテの試合を見に行ったのだが、公式戦といわれながらもやはり違和感がある。逆を言えばこれが「新鮮さ」というものなのだろうか。

去年の合併問題に端を発した球界の改革であるが、野球を見ない人はこの交流戦が行われているという事を意外と知られていない。という事は、野球というスポーツ自体が以前と比べて、普段、野球を見ない人からどんどんと遠ざかっているのかと思ったりもする。常識的に考えれば、球場の硬いシートに3時間も座らされ、場合によっては雨に降られてりもする訳で、興味がなければ、それまで。しかしながら、構造改革によって、例えば野球以外の付加価値を野球場につけるとか、企業努力によって、普段見ない人を呼び混むというのは大事という事。これらを怠って来た結果が、去年の騒動に少なからず影響していたのだと類推する。

結局の所、客商売であれば、顧客満足度を「これでもか」というくらい上げないと新規顧客獲得は難しいという事で、今まで人気があったといってプロ野球もそれに胡坐を書いているようではダメという事だな。
数日前、ふとケーブルテレビを見ていた所、大誘拐が放映されていた。途中からではあるが、やっぱり見てしまう。で、どうしても最初から見てみたくなり、今日になってレンタル屋へ。映画を趣味にする前から「麻雀放浪記」と「大誘拐」はかなり大好きな映画である。後者は、紀州一の大金持ちのおばあちゃんを誘拐するまではいいが、次第に主導権がおばあちゃんに移り、最後は誘拐犯がおばあちゃんの手足となるというのがあらすじ。この映画は、多種多彩にテーマが盛り来れていて、見た目以上に奥が深い。さすが喜八作品と行ったところか。

ドライブ

2005年5月4日 日常
一週間前、ひょんなことから友人とドライブに行こうという話になった。候補は色々と考えたのだが、ドライバーも自分ひとりという事で、特に道にも迷う恐れがない伊豆方面に決定。とそれはいいのだが、どこに行っても渋滞だらけ。数年前にも伊豆に行ったのだが、これほどではなかったのだが。

11時に藤沢を出たのだが、湯河原で昼食をとったのが13時30分。かなりゆっくり昼食をとったせいもあるが一碧湖に到着したのが17時。これでは、ほとんど、観光地を回ることもなく出発。このまま帰ったのでは芸がないので沼津に抜けて寿司を食べて帰ることとする。沼津に着いたのは19時すぎ。沼津港の寿司屋の多くはほとんど閉店。なんとか開いている店を見つけて寿司を食べて、帰路へ。ところが予想通りというか、東名が余裕の52キロ渋滞。

色々と考えた結果、箱根を越えて西湘パイパス経由で帰宅。今の車で初めて箱根を越えたのだが、駆動はご機嫌なのだが、やはり前のピラーが邪魔でちょっと運転しずらい。結局、友人を送って帰宅したのは1時30分。走行距離は280キロ。時間の割りには大して走っていないなぁ。今回はパスしただけだが、伊豆高原の大室山はかなり楽しそう。今回、登れなかった分、次回リベンジ決定。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050503-00000012-yom-soci

事故列車に乗っていた同社の職員は救助の様子を見ながら、その場を立ち去ったとある。で、その立ち去った理由というのは「気が動転していたから」との事。ちなみにその運転手は、出勤後、他の電車を運転していたとの事。つまり気が動転していた運転手に運転をさせていたという事になる。にわかに信じがたい。

運転手にも運転手の事情があったやもしれないが、目の前で自分の会社の電車が脱線事故を起こして、死傷していた人もたくさんいるというのに、その場を立ち去るというのは、会社の風土や体質といったものより、その人の個人を疑ってしまう。果たして人命より勤務の方が大事なのであろうか?また、2人の運転手は事故を起こした運転手と同じ職場だったという。となれば自分達の職場の仲間であるはず。同じ会社で働く同僚を何とも思わないのだろうか。

逆にまったく関係ない近くの工場の従業員や近所の住民は自主的に救助に参加したとある。かつて、阪神大震災の時には「火事場泥棒」というのが一件も発生しなかったという。これは世界的に、見て非常に稀な話だそうだ。そして被災された方の話を聞くとボランティアの人には感謝しているという話をよく聞く。「困った時はお互いさま」というのが、日本人の特徴だと思っていたが、事故を起こした当事者がその場からいなくなるとは。どうなっているのだか。
随分前に、このblogでジェンダーフリーについて書いたことがある。ちょっと前、テレビで小学生の性教育の特集を、ぼっーとやっていたのだが、性交に於いては男女の組み合わせのほか、男と男、女と女という組み合わせもあるとの指導をしている小学校があるそうで、それはジェンダーフリーに起因するとの事。この番組に石原慎太郎がコメンテーターとして出ていたのだか、

 男女は同権であり、同質ではない

と発言。まったくその通りだと思う。こんな指導をしているのはごく一部の教諭であると信じたいのだが。こんなのがアリなら、なおのこと、デート代を男だけが持つのは、性差ではないか?

趣味ダイエット

2005年5月1日 日常
昨日、約10日ぶりのプールへ行ったせいか、同じメニューをこなしているのに、今日は体が軋む。筋肉痛までは行かないが、体の節々に違和感を感じる。やはり10日も間隔が空いてはイカンという事だな。

去年の9月から現在まで、ダイエットを実行している。最大に体重があった時から、直近(昨日)に計った時を比べると約18キロ減。落ちれば落ちるもの。それだけ余分な脂肪がついていたという証拠でもある。具体的には運動(有酸素運動)+食事がセット。片方だけだと一時的に落ちることはあっても、長期的に見るとやせる事は絶対ない。色々な人の話を聞くと食事制限は、実行している人が多いが、やはり運動は疎かになりがちだそうだ。

まったく運動していない状態から、ダイエットをしようと思ったら「ダイエットが出来る体」を作らなければならない。実はここが一番辛い所でもある。今、プールに行くと平泳ぎ500m、クロール500m、水中ウォーキング2キロをこなしているのだが、泳法は変わっているが、それ以外のメニューはまるで変えていない。無論、今では週に1回もやっていれば、何て事ないのだが、最初の頃はこのメニューで、体中が筋肉痛になる。しかしそれも慣れてくるとほとんど苦ではなくなり、むしろ泳いでいると、気持ちよささえ感じる。ここまで来るのに約3ヶ月くらいかかる。栄養士の友人に聞くと、だいたい1ヶ月で基礎代謝も向上してくるそうだ。ここからが本当のダイエットといっても過言ではない。運動をすることによって、基礎代謝を少しづつ上げ、そしてこれを継続する。

食事はある程度、制限する必要がある。まず間食はしないという事と、飲み物に気を使う。間食はしないければまったくカロリーを摂取しないという事だからすぐにできる。また飲み物は色々なサイトを見てもどの飲み物もカロリーが思った以上にあるので、コーヒー、お茶、水に限ることとする。これだけでも結構違う。性別や年齢によっても違うと思うが、3度の食事は運動をするという前提であれば、それほど気にしなくても大丈夫だと思う。

これらを全てクリアすれば、通信販売のダイエット飲料などなく確実にやせる。ただしある一定時期まで来ると途端に体重が落ちなくなる。そりゃそうだ。体質が変わる訳だから体が省エネ体質になるからだ。しかし、これも我慢して継続していけば、まだ緩やかながら体重が落ちいてく。結局の所「何ヶ月ダイエット」などというものは、余り意味がないのではないかと最近思うようになった。期間や時期などを持たずに、運動やある程度の食事制限を生活パターンの一部として取り込めば、簡単に体重なんて落ちていくものである。ただ、ここまで行くのが大変であることは間違いいないのだが。ちなみに、自分のダイエットは「趣味」として考えている。気は持ちよう。趣味であれば「痩せなければ」というようなこともなく、意外と楽にできる。これは意外と大事な事。

結婚式二次会

2005年4月30日 日常
昨日の話ではあるが、友人の結婚式に二次会に参加。会の途中、店の専属(?)ミュージシャンが70年代、80年代のポップスを演奏。参加者の多くが派手に曲に合わせて実に楽しそうに踊っていた。しかしながら、どうもこのような事は苦手で、同じく苦手でありそうな友人と色々と話しながら眺めていた。

若い頃は、結婚式や二次会に行くのが結構、億劫でもあったが、このような光景を見ていると、最近は友人・知人のお祝い事が素直にうれしく思えるようになって来た。三十代ともなると随分と考え方が変わってくるものである。何はともあれ、結婚したお二人は末永く、お幸せであることを節に願う。

徒弟制度

2005年4月29日 日常
友人の結婚式の二次会があるので、いつもの休日より早く起きて床屋に行く。散髪してもらいながら、昨今の床屋事情というのを聞いたのだが、最近はインターンはほとんどなく、学校で一人前の床屋にして、世に送り出しているそうで、もちろん現場ではないと分からない事があるそうだが、徒弟制度というのも以前のそれとは、変わってきているそうだ。

 なるほど。職人の世界も随分と様変わりしたものだ

と感じる。これを自分が経験して来た頃に置き直してみると、自分が入社した時には、先輩社員が色々と仕事を教え、毎日のように注意を受け、何だかんだと給与と見合うを働きが出来るようになったのは3年目以降ではないかと思える。無論、職人ではないが、プロであることには変わりない。そういった意味では徒弟制度まで行かないまでも、自分達がサラリーマンになった頃は、そういった事が、ごく普通に行われてきた。所が昨今は、業務によってある程度のマニュアルが完備されていて、それに従い、業務をこなすスタイルに変貌しつつある。一見、効率的であるようにも思えるが、業務には例外やイレギュラーといったマニュアルに記載されていない事が間々、発生する。これは自分で考えて、適切な方法をとらなければならない。若い社員を見ていると、マニュアルに載っていることは無難にこなすが、それ以外の事象が発生すると、どうも立ち行かなくなるように思える。悪いケースとしてマニュアルに記載されていないからという理由まで付けてくる社員もいる。これで「そういうこともあるのだ」と諭して理解できる社員であれば、問題はないのだが、大概は、不貞腐れるケースが多い。

徒弟制度がいいか、悪いかというのはともかくとして、会社やその会社の文化にもよるが、先輩が後輩に教え叱り、自分で気が付くような仕組みというのは、必要ではないかと最近、感じる。それの補助機能としてマニュアルがあるというのがいいのではなかろうか?マニュアルありきであると、必ず問題が起きる。最後は人が人に伝えることこそ、良い仕事が出来るのではないかな。

熱意

2005年4月28日 日常
業務にて。経理の仕事において支払業務というのは、中核業務である。無論、自分ももれなく一部の支払手続きを担当をしている。当社の場合、各部署に支払業務を取りまとめる担当者がいて、経理上の問題点やら、支払手続きの方法など、色々な問いあわせが毎日のように来る。夕方、とある部署の担当者(女性)が、自分のデスクに来て、煩雑な支払手続きの相談に来た。色々と話を聞いているうちに

 もう、やりたくない

と言い泣き出されてしまう。話を聞いていると、どうやら、その担当者は、その部の支払業務は誰も助けてくることがないらしく、しかも5月の連休もあり締切のプレッシャーから、相当、まいっているようだ。それにしても、社内で女性に泣かれるのは困る。ハタから見れば、自分が泣かせているようにも囚われがち。幸い、担当者はこちらが狼狽しているのを悟っくれたらしく、私が悪くないという旨は周りに伝えてくれた。

そういえば、随分と感情的に泣いていないように気がする。自分達の世代は、親から「男は泣くものではない」と躾られたせいもあるのだろうが、かなり辛いことがあっても、泣くことはない。むしろ、それが当たり前のように今も思っている。そこに来て人目をはばからず、しかも女性が目の前で泣かれるとやはり辛い。どう対処していいのか分からない。ただ思うにプレッシャーを感じているということは、それだけ仕事に対して熱意があるとも思われる。少なからず、結果として泣いてしまったとしても、自分の所に相談に来るという事は、問題の解決を図っているからだと考えられる。

この担当者は自分より随分と若い。世代も違うし考え方も違う。この担当者と同じ世代の社員を見ても、どちらかというと、自分達の年代と仕事の取り組み方や姿勢も違う。ただ、この担当者のように、与えられた仕事をなんとかこなそうと考える姿勢は買うべきであり、それは自分ではなく会社が評価するべきではないかと思う。それが良い会社ではなかろうかと感じる。

官報

2005年4月27日 日常
商法283条は、下記のサイトのように定めている。

http://www.kanpo-ad.com/syouhou.html

の通り、株式会社は日刊紙に決算報告をしなければならないという規定がある。上場会社はともかく、もちろん、商法であるから非上場会社もこの規定を遵守しなければならない。ところが日本に数百万という株式会社があり、これらが掲載するという事は、現実問題としてはありえず、ほとんど遵守されていないというのが実態である。それでも昨今のコンプライアンス遵守の折、法は法という事で、条文に従い決算公告を掲載することとなった。掲載するのはいいが、さて、どこに?という問題がある。色々と部内で話あった結果、値段からしても官報に掲載するのがよいだろうという事に。ひとまず官報のサイトに行ってみると、Webの定型フォームに数値を入れるだけでオーダーが出来、原稿は後日ファックスで送付されて来るという。お役所のわりには、中々、よいサービス。早速、データを決算公告用のまとめてWebで送信。これだけ。異常に簡単。なんだか、自分の作った数値が官報とはいえ、日刊紙に掲載されるというのは、ちょっと気分がよかったりする。
昨日の事故であるが、よもやの大惨事である。今までも鉄道事故というのは何度か見たことがあるが、今回のように大きく軌道を外れ、1両目、2両目に関していえば、電車の原型を留めないような事故というのは記憶にない。また、鉄道事故といえば、10名もの人が亡くなったら相当、大きい事故だと思うが、今回は、それをかなり凌駕する死傷者数。

昨晩、鉄道会社勤務の友人と色々とメールで話を聞いたのだが、事故のあったカーブ地点で、仮に100キロ超で走行したとしても、脱線するという事は考えにくいとの事。見た目でしかないが、たしかにあれくらいのカーブがあるところなど、いくらでもある。もちろん、超過スピードというのは、要因の一つではあると思うが、それだけで、あの大惨事にはならないし、置石という報道もされているが、どうも、それとて原因になるかどうかも分からないそうだ。。また、緊急ブレーキ云々という話も出ているようだが、運転手が「緊急事態」と判断し、それを使用しなかった場合、逆に運転手が問われるとの事。仮にスピード超過かつ非常ブレーキによって、今回の事故がおきたとすれば、運用自体に問題があったという事になるであろう。

そもそも電車は、例えば車に比べて、ずっと安全という意識がある。まず、電車に乗るたびに「脱線するのではないか?」などと考えていたら、会社なんて行けない。ところが、今回の事故を見てしまうと、100キロ程度のスピードで、脱線しようものなら、大惨事は避けられないという事がわかってしまった。自分が運転する訳でもないので、気をつけようと思っても、こればかりはどうしようもないからなぁ。

またもや

2005年4月25日 日常
4月5日から、時代劇専門チャンネルにて「真田太平記」が1話から、また放映が始った。どういう理由が分からないが、3月に最終回をやったばかりだというのに。今回は月〜木の午前1時から。んー、見たばかりなのに、ついつい見てしまい寝不足になってしまう。。。

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