学問というのは、テストがなければ、実に面白いものだと今更ながら思う。
毎日、新聞やWebのニュースを見ているが、これは立派な「社会」だと思うし
会社の行き帰りに読んでいる小説だって、突き詰めれば「国語」だと思う。
つまり先に知り合った大学教授の方がおっしゃっていたように興味があるか
否かによって、その学問がが好きになるかどうかではないだろうか。

Webの出現によって、とある事柄を調べようと思えば、より簡単に、細部に
渡り調べることが出来る世の中になった。例えばヤフーのニュース記事を
読んで「関連リンク」を渡っていくとさまざまなサイトに行く事ができる。
そのような中でも、最近、よく見るサイトが「外務省」のページである。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/

このサイトはかなり素晴らしいと。とにかく世界各国の情報が事細かに
掲載されている。それに自分の知らない国もたくさんあるという事も
よく分かるし、各国と日本との関係というのも詳しく掲載されている。
これだけ情報量があるお上のサイトも中々ないし、見ていて飽きない。
ヒットなページである。

業務にて。諸般の事情により、業務のマニュアルを作る事になる。
初版としいっても退職や異動という訳ではないので、ゆっくり作る
つもりだが、意外とこれが煩雑である。マニュアルといっても、順序
だてて箇条書きにするのは無論のこと、システム屋さんと打ち合わせする
時に使う、フローチャートも書かなくてはならない。このフローチャートは
箇条書きとは違って、言わば業務の設計図であるから「絵心」が必要となる。
業務のフローチャートを書き始めてのは、3年くらい前からで、最初は
非常に苦労したが、今では、かなり楽に書けるようになった。
書き方のコツとしては、始めから「絵」を描くのではなくて、最初は
全部、箇条書きにし、登場部署や登場人物を把握することが大事である。
そして、フローチャートは、あくまでアウトラインであるから、余り細かく
書きすぎてしまうと逆に見づらくなってしまう。無論、プロのSEには
敵わないが、このあたりを理解しておくと楽に書けるものである。

先般、お会いした、とある大学教授の方(元銀行員)とのお話の中で、

『業務運用というのは、最初に、その仕事に就くと分かる色々と
　気が付く点が多いのだが、3〜4ヶ月も経つと当たり前となる』

という事をおっしゃっていた。まさにその通りだと思う。普段、何気なく
やっている業務というのは、外野から見ると「無駄」と思われることが
少なくない。それを自分で診断するためには、フローチャートを書いて
改めて業務を見直すことは重要だと考えられる。目標は、自分の業務を
全てフローチャート化すること。

昨日の横浜スタジアムにて。9回表、5-4横浜1点リード。
前の回、ギャラードの打席で代打が出たので当然、投手交代。
　
　
　代打いたしました鈴木尚にかわりまして・・・
　
　
一瞬の静寂。そして
　
　
　ピッチャー佐々木
　
　
のコール。一瞬にしてスタジアム内が大歓声に包まれる。驚いたのは
ベイスターズファンだけではなくて、レフト側、阪神側のスタンドからも
大歓声と拍手。何を意としているかはともかくとして、少なからず
スタジアムにいた人間の多くは、佐々木投手に注目したという事実は
紛れもない。その佐々木投手は、横浜が優勝した年、あるいはその前年より
球威が落ちているは、明らかである。それでも、ピッチャー交代で
これだけの歓声を起こせる投手は、そういないであろう。
この大歓声をスタジアムのかなり上の席で、ぼっーと見ていたのだが、
なんとなくノスタルジックな気持ちになった。
試合は、その佐々木投手が阪神打線を3人で打ち取り、5-4で横浜勝利。
佐々木投手は5年ぶりに日本のマウンドでセーブを上げる結果となった。

思えば、佐々木投手がアメリカに渡った後の横浜は苦難続きであった。
もともと、佐々木投手はFAによる退団であったから、仕方ないにせよ、
いなくなって、初めて、より大きい存在であったということがよく分かる。
これは、佐々木投手だけに限らず、自分の周りでも、普通に接した人が
突然、何らかの事情でいなくなると、今まで、当たり前だった事が、
当たり前でなくなるという事である。
実は「当たり前のこと」だと思っていたことが、
非常に苦労していてくれたなどということはよくある話。やはり、人間は、自分が
痛い目に合わないと、人の苦労など伺いしれないという事であろうな。

試合中、試合後、色々な人に声をかけられる。もう毎度の話であるが
やはり誰にも声をかけられないより、より多くの人に声をかけられる
というのは、とてもうれしい。

朝、電車にて。突然、保土ケ谷の手前で電車が減速し、やがて停車。
社内アナウンスにて
　
　
「この電車の5本前の電車が横浜駅にてお客様の
　荷物がドアに挟った関係で電車が遅れています」
　
　
との事。「関係」といえば電車が遅れる理由とでも思っているのだろうか？
東海道線は毎回、違う理由でよく電車が遅れ、腹が立つより呆れてしまう。
結局、品川には定刻より約15分の遅れ。朝から大変疲れる話。
それが原因かどうかはわからないが、ここに来て肩こりが慢性的に
なっているので、Webにて色々と検索。肩こりのメカニズムとより、
とあるクリニック系のサイトで興味深い内容を発見。
以下、破線内コピー＆ペースト

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心の悩みも同様で、いきなり人間関係などが、こじれるわけではありませ
ん。例えば、疲れている時は普段より、短気になったり落ち込みやすく
なったりします。元気な時なら、気にならない言葉でも腹が立ったり、
すごく落ち込んでしまったりします。
そんな時に、注意をされると、「カチン」ときて喧嘩をしてしまったりします。

そして、その後「そんなに怒る事でもなかったなー」なんて悩んでしまったり
次の日、その人と会いづらくなったり、ギクシャクしてしまったりします。
逆を言えば、注意される時に、疲れてさえいなければ、注意されても、
素直に聞き入れることができたりします。それに、そんなことがあっても
冷静に対処できます。対人関係を良くしようと思ったら、まず元気で
あることも重要になってきます。

「なぜかわからないけど不安になってしまう」と言う時も、必ず何かしらの
原因があります。例えば、過去にショックなことがあったりすると、
今、あなたがそのことを忘れていたとしても、脳はそのことを忘れていません。
そしてそのときと同じような環境や状況になると、脳はその環境に適応する
ために、これまでの人生全てから「過去こんなことはなかったか」と
探し出します。そして、その探し出した物の中から対応策を探そうとするの
です。そのときにあなたが意識するしないにかかわらず、その過去のショックを
再生してしまいます。そのため、「なぜかわからないけど不安を感じる」や、
何か嫌な感じを受けてしまうのです。

-----

いうなれば、アントニオ猪木が言う所の
　
　
　元気があれば何でもできる
　
　
というのは、正しいということである。人間である以上、
全てを自分の感情の赴くまま行動することは、明らかな間違いである。
しかしながらある程度、感情に左右されるのは防ぎようのないことだし、
それを全面的に否定するつもりはない。ただし、上記のようなに
「そんなに怒る事でもなかったなー」というように思ったら
素直に謝るということが大事なことであると思う。
　
　
　言うべきことは言う。謝るべきところは謝る
　
　
これが、対人関係の基本であると思う。そうすれば「なぜかわからない」
という事は、いくつかの「わからない」事も未然に防げるのでは
ないだろうか？

「猟奇的な彼女」は、ここ数年で見た映画(テレビ、ビデオを含む)の中で
かなり高い評価となっている。特にこれといった特殊効果もないし、お金が
かかっているという作品でもない。しかし、なかなかサプライズの
ストーリーが要所に盛り込まれていて、どちらかというと「やられた」と思う
ことが多い。で、この映画のスゴイ所が、ほとんど主人公の「彼女」とキョヌ
という男しか出てこないにも関わらず「彼女」には名前の設定がない。
つまり、キョヌ以外の名前はないということになる。これで劇中、
押し通すあたりもスゴイ。ちなみに、この「彼女」は理不尽な事を
押し付けるし、バンバン殴るし、タイトル通りに「猟奇的」といっても
差し支えないであろう。

−−−

よく「女心をわかっていない」みたいな話を耳にする。
今年32歳になるので、ある程度は、相手の手の内(思っていること)を
読むことはできるが、まったく材料や起因になるものを与えられないまま、
突然「わかっていない」「わかってくれない」というような事を
言われるのは、筋違いではと思う。こんなことを書けば、女性の方は
「やっぱりダメな奴」と思うかも知れないが、何もない状態では、
こちらとしても手の打ちようがないので、問いかけようとも、
まったく答えてくれないことが往々にある。例えて言うなら、
クイズを出す前に「答えろ」みたいな話で、自分はエスパーでは
ないので、絶対に答えは出ない。それに答えたとしても、
そもそもの問題を捏造されてしまう可能性だってある。
少なからず、人間は「言葉」というコミュケーションの道具があるの
だから全部言えとは言わないが、ある程度は話してもらいたいというのが本音。
それでいて「わかっていない」といわれる分には、自分の悪いと思う。

「話す」という事は重要なことである。言ってもらえなければ0だが、
何か、こちらの判断材料になる事を提供してくれれば0という事は絶対ない。
こんなことを書いている時点で自分はダメなのかもしれないが、
何も言ってくれなければ、余計な誤解だって生まれてしまう。
その方がよっぽど迷惑な話だ。

これを読んだ女性の方、自分の彼や旦那さんに、「わかっていない」
「わかってくれない」という前に、相手に判断材料を与えることは
大事な事です。物事の進め方として、相手に伝えるという行動が
トリガーです。そして問われた時に、何も答えないというのは罪です。
これをなくして「わかっていない」というのは、
本当のわがままというものですよ。

−−−

*今日の夜ごはん

　『やまかつ』　(しょうが焼き定食)

友人のメールで目が覚める。時計を見ると11時30分。昨日に引き続き横須賀
で湘南の試合があるので向かう予定であるが、どうやら雨模様。自宅を出ると
時には、「今にも降り出しそう」という感じであったので、車で現地まで
向かう。ところが、横横の六ッ川を過ぎたあたりから、ぽつりぽつりと
降りだし、朝比奈インターを過ぎたあたりでは本格的に降りだした。
過去の経験から、かなりの確率で中止が濃厚。しかし朝比奈まで来て
しまったので、ひとまず、球場に向かう。
13時過ぎに球場に着くも、試合開始を遅らせている模様。しかし折からの
雨で13時15分、中止決定。完璧な無駄足。

さりとて、特に予定もなく、気温もかなり低かったので、神宮に行く気もせず
そのまま帰宅。先週借りて見ていなかった「ウインドトーカーズ」を鑑賞。
今日1日は、それだけ。

思えば、何の生産性のない1日だったと思うが、ここ数週間は色々と動き
まわったので、少しくらいの休息は必要かな？と風呂につかりながら
思ったりもする。それでも動いていないと、色々と考えてしまう事が多い。
考える事といっても、ぐるぐると回り螺旋を描いているだけで結論なんて
出ない。こうゆう時は完璧にマイナスエネルギーが働いていねのだよな。
やはり、動いていないとダメみたいだ。

−−−

*今日の夜ごはん

　自宅　(湯豆腐)

縁あって追浜での試合後、大学で教鞭をふるっている方と話する機会が
あった。今まで色々な職業の方と話す機会があったのだが、大学教授の方と
話すというのは初めて。この方は、とある銀行を退職されて教授として
今の大学に迎えられたそうで、話を伺っていても非常に興味深く、
知識も去ることながら、自らの経験があるので、時間が経つのも忘れてしまう。

具体的には「学校とは、学生が興味を持つように提案する事」と
おっしゃっていた。まさに、その通りだと思う。
また、商売とは「人に夢を与えなければならない」という事。
全部はとてもここでは書ききれないことばかりだが、非常に勉強になった。

思えば、このような勉強が出来るのも、自分の友人経由なので、その友人に
感謝したい。やはり人と人とのつながりは大事にしないと、最後に「泣き」を
見るのは自分ではないか？という事を思う。今日の出会いを大事に。

−−−

*今日の夜ごはん

　『九つ井』　(辛味そば　他)

嘘はいけない。子供でも知っている。『嘘も方便』というが、
いけないには違いない。また後に『結果的に嘘になった』
という事もいけないはずである。状況が変わったなら変わったなりの
説明もしなければならないと思う。しかし大人は、それを理解しないで
『時間が解決する』と無責任極まりないことを平気で言う。
間違いを認めたくないのでしょうか？大人とは自分の言動に責任を
持つものだと教えられたのだが。現実は相当、違うようである。

−−−

*今日の夜ごはん

　『CoCo壱番屋』　(イカフライカレー、ベーコンサラダ)

昼休みにて。向かいのビルの歯医者に行くため、そのビルのパティオを
通りすぎると、見るからに新入社員が20人ほど、輪になって弁当を
食べている。毎年、彼等の姿を見るたびに、春だと感じる。
自分の場合、就職浪人をして入社したから、入社式も新人研修も受けて
いない。さらには欠員が出た所に、たまたま入社できただけだから、
同期という存在もない。だから、今日、弁当を食べていた新入社員たちを
見ていると、ちょっとうらやましく思ったりする。

---

『猟奇的な彼女』の映画の中に
　
　
　運命は努力した人に「偶然」という橋をかけてくれる。
　
　
という台詞が出てくる。この映画で言う偶然というのは、
偶発的というより「必然性のある偶然」という要素が強い。
つまり、「信じて努力すれば、必ずよい偶然に出会える」
という事をいいたいのだと思う。時に、
　
　
　今、自分が信じていることは何だろうか？
　
　
と考える。すぐに出てこないの所が悲しいが、仕事でも遊びでも
「今、やっている事は、今、自分がやらなければならないこと」
という風に考えようにしてる。そうすれば、きっといいことも
あるだろう。そう思わないと、自分が救われないから

−−−

*今日の夜ごはん

　『千里飯店』　(マーボー豆腐定食)

社会人になって、最初は財務部に配属されて今は経理所属。1995年12月に
入社してから、職務上、財務も経理も決して月末に有給を取ることが
出来ない。よって、まじりっけなしの109回目の月末。

月末というのは、大半の職務でもそうだと思われるが、非常に忙しい。
財務時代は1日で十数億単位の預金を一気に動かしたり、小切手を持って
各銀行を回ったりしていた。これで書類の不備があったりすると、
会社自体が傾く可能性があり、完璧を期したつもりであっても、
全ての支払、借入金の返済がきっちり実行されているか、20数行の
銀行残高全部を確認するまでは、張り詰めた緊張感を解くことは
出来なかったのを覚えている。

一方、経理の場合は各帳簿残高(特に現預金)をきっちりあわせるという
作業がある。これは間違えた所で、会社が傾くという事はないのだが、
数多の勘定残高を一気に合わせるという事であるから、緊張感というより
幅広い集中力を必要とされる。当社自体は12月決算であるから
3月末といえども、通常の月末と変わりないのだが、世間は1年で
一番、お金が動く時期である。従って今日の取引数が多く、会計伝票を
入力するのも苦労する。作業は15時30分あたりから始め、全て終了したのが
おおよそ18時。今日は訂正もなく一発で全ての残高が合算
(あいざん)となる。この仕事をしていて一発で全て合うと極めて気持ち
いい瞬間でもある。人間の集中力の限界というのは40分〜1時間と
言われている。ところが、「やらなければならない」という使命感が強いと
もう少し頑張れるのではないだろうか？と思ったりする。

明日から新年度。新社会人になる人は「やらなければならない」と思う
度合いで、仕事の質が変わってくると思います。社会は確実に苦労する
ように出来ています。でも、今の苦労は、今後、よりよく生きるための
トライアル。どんどん苦労してください。

−−−

*今日の夜ごはん

　『千里飯店』　(ワンタンメン)

野球シーズン到来。先日、プロ野球ニュースを見ていた所、
パの開幕戦は、どこの球場もほぼ満席。数年前までパの開幕
といえども空席が目立っいたイメージが強いので正直驚いた。
世間では「野球離れ」のようなことが多々言われているが、世間は

　テレビの視聴率の下降 →　野球離れ

という図式になっているから、「巨人離れ」という言葉が適切では
ないかと思う。

高校時代、川崎球場によくロッテ戦を見に行ったが、当時、ロッテ
の試合を見るなどというのは「変わり者」と思われ、また「ロッテ」が
野球チームを持っているという事すら認識していない人も多かった。
当時の野球ファンは、今のようにCSもインターネットもないから
自分の応援チームの途中経過・結果を知ろうとすれば、直接、
球場に行くか、ほぼ毎試合放映している巨人戦の「途中経過」の
テロップを見るしか手段がない。従って「好むと好まざる」に
関わらず、巨人戦は見なければならなかった。
それが今やロッテファンと言えば表彰されるくらいに市民権を確立
してしまった訳で、変われば変わるものという事か。

今は、川崎球場に通っていた時期を考えれば、いい時代だと思う。
CSを契約すれぱ、自分のひいきチームを試合開始から終了まで
全部見られる。そのような需要があり商売になっているという事は、
決して「野球離れ」などという事ではないと思う。
ただ、これを分かっていない人が随分いるのでは？と思うのが
最近のプロ野球の風潮か。。パ・リーグ開幕戦の観客数を見て、
いい傾向になっているのではないかな？

−−−

*今日の夜ごはん

　『千里飯店』　(うま煮定食、餃子)

3月も29日となると世間は、卒業式も大方終わり、上野恩賜公園などでの
花見のニュースなどが流れてくる。業務の合間にオフィスを出て、
タバコを吸っていても吹き付ける風も暖かく、また、当たり前ではあるが、
季節は個人の事情など、まるで関係なく巡ってくるものだということ
実感する。さしずめこの時期は、終わりを告げた生活と来るべき新しい生活
の「春と春の間」と言った所であろうか。ただ個人的には会社も12月決算で
あるので年度末という繁忙とはおよそ無関係だし、今年は新卒も採用しない
らしいから、取り立てて何か変化があるという事はないのだけれども。

−−−

目標という訳ではないのだが、なし崩し的に先月より週2試合プロ野球見て、
週2本、映画(ビデオ含む)を見て、この日記を毎日更新するように
なっている。何故だか、最近では、そのサイクルが日課になっており
無論、強制ではないが、一度どれかが崩れると全て崩れてしまうような
気がしている。考えてみれば、独身の身であり仕事以外は拘束されることが
まずありえない。だから、このりようなバカげた事を出来たりするのか？
と思う。昨年末から今年の初めにかけて理不尽な外圧で、どうしようもなく
「何もしない、できない」という時間が長くあった。
まさに幽閉生活のようなもの。これが自分にとっては一番の苦痛。
それを考えると、今は野球も始まったし、少しはマシになったのか？
と「春と春の間」に思う。

−−−

*今日の夜ごはん

　『三十七番』　(広東麺)

一時期、話題になった韓国映画の『猟奇的な彼女』をビデオにて鑑賞。
ストーリーは

---

大学生キョヌは、電車内で酔っぱらいの美女を介抱する。翌日、その彼女に
呼び出されたキョヌだが、お礼を言われるどころか彼女の横暴な言動や
態度にびっくり。しかし、名前も明かさない彼女の心になにか悩みがあると
気づいた彼は、言われるがままに付き合おうと決心する。
韓国で、インターネットの掲示板に載ったエピソードを基に映画化された
というユニークな一作。レストランのメニューを指示されるなんてのは
序の口で、気に入らなければ殴る、川に突き落とすなど「彼女」の行動は
極端だが、正義漢の一面もあり、見ていて妙にすがすがしい。
2人の恋の行方が笑いを誘いながら、後半は意外な感動ストーリーへ
なだれこむのも本作の魅力。主演2人もチャーミングで、男、女、
それぞれの立場に隠された恋愛願望が引き出される。

---

というような感じ。映画の前半は、本当に彼女が暴れまわるシーンばかり
でチープな映画にも思えるが、映画の後半、その真相が序所に
明らかになる。この辺りから真意なラブストーリーとなり、前半は、
濃いコメディな分、余計に引き立つ内容となる。

作中にて、後半、お互いが自らの道を選択するため、今は別れ、2年後に
とある場所で会う約束をする。この場面において「お互いが別れる準備」を
するという台詞が出てくる。これが非常に印象的。思えば「付き合う準備」
というのは、する事があり、また場合によっては「しなければならない」
とは思う。しかし「別れ」というのは、往々にしてサプライズで、
また、「いい加減」で、どちらかのエゴである場合が多い。しかし作中
では、見事に「準備」が描かれており、理想的な「別れ方」をしている。
見ていて、いい「別れ方」だと思ったりする。
結局の所、「別れる」というのはお互いが、また片方が責任を果たせなく
なった時になる事象であるが、この場合においては、それがなく、
未来に向けてのリフレッシュのような「分かれ方」ではないだろうかと
感じる。別れは辛いが、このような別れ方はあってもいいのではないかと
思う。

さすがに暴れまわる彼女は、遠慮したいが、この映画を見て、相手にある
真意を理解し信じれば、相手も自分も傷つかなくていいようになるの
ではないだろうか？と思ったりする。

−−−

*今日の夜ごはん

　サークルK　(おにぎり2つ)

♪昔の友は今も友　というCMソングがあったが、その通りである。
昨日、合併前の会社の人達の飲み会があったのだが、昔、一緒に
苦労していた人達と集まるのは実に楽しい。昔の仲間といっても、
「昔はよかったねぇ」というような話ではなく、今、思い起こしても
思い出せないような、バカな話を延々としていた。でも、それは大事な事で
ある。特に今日、集まっ仲間というのは、ほとんど営業出身の人で、いわば
自分とは畑違いの人であるから、そんな人達に誘われて、一緒に騒げる
というのは実にありがたい話だと思う。

人の縁というのは偶然という事が多い。「会うべきにして会う」という映画や
小説で出てくる台詞などウソである。従って、その偶然をいかに生かすか
というのは、その人次第。特に自分で「大事に付き合わなければ
ならない」と言った人、思った人に対しては決して、砂をかけるような
付き合い方はしてはいけないと思う。
そうゆう意味では、それを再認識できたという事で、昨日の集まりは
有意義だったと思う。

−−−

*今日の夜ごはん

　サンマルク　(ハンブルグステーキ、シーザーズサラダ)

強烈に歯が痛み出し、同僚に言わせると、顔の左側面が
腫れ上がっていたそうだ。さすがに我慢できずに歯医者に行く。
歯の痛みというのは、他の体の痛みと比べ、どうしても我慢できずに、
妙に悔しく、何だか自分の体に裏切られたような気がする。
痛みの原因は虫歯。レントゲンを見るとかなり大きな穴があいていた。
穴に薬を詰めてもらい痛みが引いていく。
これからしばらく治療に専念することとなる。

−−−

となりの部署の課長と、長い時間、話す機会があった。
もともとは違う会社だったが、会社が合併し、自分のデスクも近くなった。
お互い、合併前の会社の話をしているうちに
　
　
　昔はよかったねぇ
　
　
というお約束の文句が出てくる。しかし「昔はよかったという」のは、
昔の「よい」所だけを抽出して言っているだけで、当時の苦労は
この時には存在しない。昔だって苦労はしていたはずなのに、
人間というのは、実に勝手なものだと思う。でも、時間が経てば
「苦労」も「よかった」の部類に入ってくるのかな？なんて思ったりもする。

テレビ同様、最近流行りの歌は、まったく知らない。普段、
車を運転している時はラジオをつけていて聞く機会もあるのだが、
興味がないので、流れていたとしても印象に残らない。
自宅でパソコンをいじっている時は、MP3をかけるが所有している
CDをMP3にしているだけなので、同じような曲を毎日聞いている
ので、かなり浮世離れしているような音楽生活という事になる。

そんな音楽生活の中で、最近、よく聞いているのが、
THE HIGH-LOWS の『日曜日よりの使者』HONDAのCMソングに
なっていたが、映画・ゼブラーマンの主題歌にもなった。
調べてみると最近の曲ではなくて、

実は何が気に入っているか？といわれても、うまく言い表せない。
とにかく歌詞を見ても、ほとんど意味がわからないし、ともあれ
『日曜日よりの使者』という時点で、誰のことだから、どういった
使者なのかが分からない。ただ、これが甲本ヒロトの世界であり
あまり装飾がない「意味不明」な詞が逆にいい理由かもしれない。

もう一つ。先の横浜対ハム戦を横浜スタジアムに見ていて。
バッター、ハム・セギノール。この応援歌を聞いた時に
「恋はみずいろ」を思い出す。この応援歌の出だしが、
それに非常によく似ている。WebでMIDIを探して聞いているのだが、
実にいい。こうゆうのが「染み渡る」というのだろうな。
この歳になって、ようやくピアノのよさが分かってきた。

ハム戦を見る時は、応援歌をよく聞いてみてください。
「恋はみずいろ」を思い出しますから。

−−−

*今日の夜ごはん

　二郎　(普通豚＋煮玉、野菜、にんにく)

インターネットの出現もあるが、本当にテレビを見なくなった。見る番組と
いえばケーブルの野球中継、昔の番組の再放送。それと毎朝、目覚まし
かわりの「めざましテレビ」くらいで、後はテレビ自体をOFFにしている事も
少なくない。たまに同僚や友人の会話になると、自分がいかに見ていないか
という事を実感する。理由は簡単。
　
　
　番組自体が、つまらないから
　
　
特にバラエティ番組はひどい。およそ、テレビでやるような企画ではなく
15年前だったら深夜のラジオのコーナーでやっていたような番組を平然と
放映している。それも売れてるか売れていないのか分からないような芸人が
出てきて、ただ騒ぎたてているようで見ていて疲れてしまう。そんな
番組ばっかり。

今週、いかりや長介さんが亡くなったが、ドリフターズの番組というの、
それはそれは丁寧に番組を作っていたそうだ。ドリフのメンバーが、
長時間、念入りに打ち合わせをして、大きなセットを使い番組を
作成してた。志村けん氏が言うには「今では、お金がかかりすぎて、
(番組を)やらせてもらえない」と言ったほどだ。
つまり番組の作りが、いい加減になってきているのだと思う。
ドリフ全盛期のテレビのポジションと、現在のテレビのポジションを
並列にするというのも問題があるかとは思うが、例えば「芸能人」という
のは「芸を能としている人」であるから、ただ日常、そのへんに転がっている
話を掻い摘んで、笑いにし、番組を作るという現在のテレビのスタイルは
いかがなものかと思う。

その点、ドリフは面白かった。同じ笑いでもドリフは「コント」として
立派に成立していたし、何より5人のキャラクターが、見事に確立されていて
決して目新しいコントではないものも深みがあった。マンネリという
言葉もあるが、「マンネリ」になるまで、やり続けるという事は、
それだけ円熟していたという証でもある。そういった、中身の濃い番組が
出てくれば、また見るようになるのかも知れない。

−−−

*今日の夜ごはん

　『崎陽軒』　シウマイ弁当

昨日、武豊騎手が高知競馬の人気者・ハルウララ号に騎乗した。
結果は11頭立ての10着と連敗を106に伸ばす結果になった。
今朝、新聞で読んだのだが、高知競馬は近年、赤字続きで、廃止の声まで
上がっていたそうだ。このような状況の中、ハルウララの出現により
今期は黒字収支が見込まれるとの事。つまりハルウララの登場により、
普段、馬券を買わない人達まで馬券を購入し、話題となり、さらに
武豊という日本のトップジョッキーをも巻き込むという現象となった。
常識的には、これだ負け続けていても競走馬として走っていられること
自体が不思議な話であるから、高知競馬の作為的(？)なものがあると
考えるのが自然である。いわば
　
　
　ハルウララが負ければ負けるほど、高知競馬は儲かる
　
　
とでも言うべきだろう。よく逆境の中にこそチャンスはありというが
中々実現しにくいものである。一部では、負け続ける馬に注目が集まる
というのは如何なものか？という声もあるが、実際、このレースの
売り上げは普段の80倍もあったそうだ。ようは「実」の問題。誰が
仕掛けたか知らないが、少なくとも、高知競馬は間違いなく勝者である。まさに
　
　
　負けるが勝ちの大戦略
　
　
それと武豊騎手。ダービーを2勝もしている騎手が、地方競馬で
105連敗もしている馬に騎乗し、貢献した彼の存在も忘れてはならない。
そして決して話題性ではなく彼の実績を考えても、ただひたすらに
日本の競馬界活性化のために騎乗したという事。まさにプロフェッショナルイズム。

−−−

*今日の夜ごはん

　『福のれん』　めんまラーメン　明太ごはん

何故だか分からないが、会社でも友達との間でも、何らかの幹事を
引き受ける事が多い。往々にして1度やってしまうと2度、3度と
やってしまうのでこのまま行くと、永遠にやり続けなければならない
ことになるかもな。幹事は大変である。ともかく、ある程度(20名)の
人数でやるとなると、それなりに呼ぶ人達の事情も考慮しなければ
ならないし、何より場所を確保するのも大変である。
できればやりたくないのだが、中々、そうゆう訳にも行かない。

実は最初は大変だが、ある程度、回数をこなすと、段々、どのような事に
気を配らなければならないのか？またどうしたらマトもに進行できる
ようになるのか？というのが見えてくる。一番、気にしなければ
ならないのが会費。会社では、そのようなことが滅多にないのだが、
友人の集まりだと、学生がいたり主婦がいたりと、就労していない人達に
なるべく負担をかけないように考えること。つまりは
　
　
　『お金が為に、参加できない』
　
　
というのでは、主催としても心もとない。それは他の参加者に、いくらか
被ってもらうような方法をとるようにしている。もう一つが前回の
会社の宴会にて、当日キャンセルというのが発生した。本来なら当日
キャンセルは当人達から、お金をもらうべきなのであるが、業務で・・・
と言われる、中々もらうのに忍びない。よって次回より予め参加者より
『予備費』を徴収して、当日キャンセルに当てようかと考えている。

よく考えたら、このようなことというのは、業務では中々、身に
付かない事なんだよな。振り返ればいい経験をしたとも思う。しかし
現在も2件の幹事を引き受けているのだが、年齢的にも、そろそろ
楽したいものだ。

−−−

*今日の夜ごはん

　『千里飯店』　肉野菜炒め定食　餃子

昔、建設機械のリースの会社でバイトしていた時に、色々と建機を
いじっていた事がある。その機械の多くには
　
　
　操作は正確に。機械は正直です。
　
　
という注意書きのシールが書いてあった。まったくその通りである。故障は別に
しても、機械の操作を誤ったとしても、それは人間の操作の結果であり
機械のせいではない。うまい注意書きだと思ったことがある。

話は代わって数年前、会社で、どうしてもExcel、Accessが上手く
使えず出入りのSEの人に
　
　
　どうしたらExcelやAccessを上手く使えるようになるか？
　
　
と質問した所、
　
　
　それはExcelやAccessの気持ちになることです。
　例えば「俺がAccessでこんな作業させられたら嫌だなぁ」
　と思うような事は、うまく行きません
　
　
と言われた。当時はそんなことを言われて、笑っていたけど、ここに来て
「なるほど。いい事言っていたなぁ」と思うようになっている。
ExcelやAccessの気持ちになるというより、それらの機能をよく理解し、
特徴を引き出せるような作業をしてやるという事はとっても
大事という事がわかってきた。それが「気持ち」という事なんだろうな。

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相手の立場に立って考えるという事は、極めて大事なことである。
相手が今、おかれている立場、これからなるであろう立場、
これらは、常に考えておかないと、自分の信用力というのが、
どんどん崩れてしまう。これは仕事は無論、全ての人付き合いも
おいて言えること。

相手の立場にたって考えて、逆に自分が苦しくなる事も多々ある。
ただ、度合や状況にもよるが、ある程度は、自分が「苦しさ」を
被ったとしても、その人に対して、言葉は悪いが「投資」だと思えば、
ある程度は我慢できるかな。中には「破綻」してしまう人もいるが、
それでも、この考え方は貫こうと思っている。建設機械も
ExcelもAccessも然り。ましてや相手は人間。どうしたって
割り切れない分はある。そうゆう時は、自分の度量でうまく
処理しないとね。

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*今日の夜ごはん

　自宅　カレー